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ストロント・ギア ―適性Sの戦痕―  作者: コロッケパン
第四章 浜松合宿編
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【100話記念】 番外編!

番外編です。

後半は渚視点です。


 バカァン!


 大きな音が鳴り響く。なぜこんな音がしたかというと、私が台パンをしたからだ。私の台パンにより、机がヘコむ。すごい力だろ。


 よく周りには物に当たるな、と言われるが、なんだかんだ物に当たるのは1番ストレスを軽減してくれる。


 ああ、私の名前は十条誠斗(じゅうじょうせいと)。ストロントの上層部、ストロント議会の議員をしている。こちらの世界では、ね。


 私の正体は、ほんの一部の隊員には勘づかれているが、ワット共和国の元国王だ。この日本という国、本当に良い国だ。だからこそ、この素晴らしい土地は我々、ワット共和国のものにしなければならない。


 今回の浜松侵攻もその一環だ。横浜支部の中に勘づいている奴がいるからそいつらも作戦の一環として始末する予定だった。でも想定外のことが起きたのだ。そう、ワット共和国の軍が負けた。


 あれだけワルトのやつにはたくさんの隊員を動員しろ、と言ったのに、あいつが浜松に送ったのはたったの5人、ふざけんじゃねぇぞ!


 『申し訳ございません、十条様。次こそは......、次こそは成功させてみせます』


 異次元電話(ワットフォン)でワルトがそう言う。


 「まあ、良い。時を戻すことはできないのだ。しかし、次失敗したらわかっているな? 」

 「ははッ! 」


 そして、私は異次元電話(ワットフォン)を切る。


 (私の悲願、絶対叶えてみせる! )


 十条の作戦はまだまだ終わりではないのだ。




 ◇




 さあみんな、今日は何の日かわかるかな?


 んっ? 私の誕生日? 違う違う、正解は......

みんなでボウリングしに来る日......でした!


 ボウリングとは、ボールを正確に自分の転がしたい方向に転がす、という基本的だが、とても難しいことが求められる競技だ。こんな単純だがむずかしいことに世界中が熱中しているのだ!


 今日来たのは私、蓮さん、実羽さん、透斗、麻奈だ。私の予想だと1番点数が高そうなのは実羽さんかな? 


 なぜかって? 

それはね狙撃手(スナイパー)、つまり、一発で正確に相手の急所を狙い、撃ち抜かなければならないのだから。


 「ていうか蓮が来るとは思わなかったよ」


 麻奈がそう言う。確かに、言われてみれば蓮さんが来てくれるとはあまり思わなかったな。


 「ほんとね、蓮が来るとは私も思わなかったわ」

 「ま、たまには息抜きが必要だって思ったからな」

 「お、蓮! よくわかってるじゃねーか! よし

 みんなで誰が合計スコア良い点取れるか勝負しようぜ」


 そんな感じでボウリングスタート! 順番は私、麻奈、蓮、透斗、実羽の順番になった。


 (ただ真っ直ぐ投げるだけ......、まっすぐ投げるだけ、ただまっすぐ投げるだけ)


 そう念じていると

 「渚ー! どうしたのー? 」


 と声がする。私はとりあえず無視して投げた。


 ゴン! ゴロゴロゴロ...... 

(あ、あれ?結構曲がってるな......)


 バカン! 

 なんと1本だけ倒れた。これってすごくない?

 2投目も同じように1本しか倒れなかった。


 「あれあれ? 渚さん? どうしちゃったの? 」


 麻奈が煽ってくる。くそー! このー!


 「まあまあ渚さん、私のスーパーショット見てな」

クソ、何も言い返せない。

すると透斗たちがこっちに来た。


 「まあ、渚。安心しろ。お前は言い返せる」

 「苦情が来ないか、心配だわ」

 「一投で辞めさせよう」


 ん?麻奈ってもしかして......


 次の瞬間、


 バギッ! ババババ! ドォン! バゴーン!


 「いやいやいや、ボウリングの音じゃない! 」


 ログを見てみるとある意味スーパーショットなことになっていた。


 まず投げてすぐにボールはガターに入る。しかし、ボールのスピードが凄かったのか、ディビジョンボードというレーンの境界線を超え、隣のレーンに侵入。

隣のレーンのガターに入るが、難なく突破し、隣のレーンの人が投げていたボールにヒット! 

 隣のレーンの人のボールはガターに入ってしまった。どうしたらそうなるの......。


 「な? 言っただろ? こうなるんだよ」


 なんで遊ぶのをボウリングにしたのか、よくわからなくなった。


 その後、私たちはお金を返金させられて追い出された。まあ、当たり前ではある気がするが......


 「ごめんね......、みんな。私のせいで。透斗や実羽は1回もできなかったよね......、本当にごめん」


 麻奈がカタカタ震えながらそう言う。それにしても麻奈がとてつもなく下手なのは意外だったなー。


 「おい、俺のことを忘れるんじゃねーぞ。俺も1回もできなかったんだからな! 」

蓮さんがそんなことを言っていた気がするが聞かなかったことにして、私は麻奈を慰める。透斗とか慰めるの手伝ってくれても良いと思うんだけどなー......。


 その後カラオケに行った......。

 誰が下手だったの?と聞きたいだろうが、プライバシーの保護?が大事と麻奈に言われたから言わないでおこう。一応言うけど、麻奈は超上手だった。

 今日は色々なことがあったけど、楽しかったなー。

またみんなで遊びたいよ!

面白かったら星1個でも4個でも良いので評価して欲しいです。

今後に繋がります!

ぜひよろしくお願いします!



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