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ストロント・ギア ―適性Sの戦痕―  作者: コロッケパン
第四章 浜松合宿編
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三島凪②

すみません、投稿するのを忘れてました。

ごめんなさい。

これからこんなことがないように気をつけます。


ちなみに今回は蓮視点です。

 後に俺の師匠になる三島凪は一言で言えば圧巻だった。


 ガァン! ギィン! ガァン! ギィン!


 まず、剣を振る速度が異常だった。目で追えない。この人がいるから安心と周りのみんなも自然と泣き止んでいく。


 「君、なかなかやるね。僕の弟子のシンジよりはとても強そうだ。こんなに強い人がいるなんて聞いてないんだけどね......」


 そう言いながらもリヒトは凪さんの剣を確実にいなしていた。


 しかし、安心した束の間、


 バリィィィン!


 戦っているふたりの周りの空気が割れている、という言い方が正しいのだろう。割れているところからは

死神と言うべき者がふたり出てくる。そいつらは自分の背丈と同じくらいの鎌を持っている。


 そいつらはマントのせいで見えないのか、足が無かった。それに気づいた瞬間、俺も含め、幼稚園児たちが泣き出す。


 出てきた2体はすごい速さで凪さんに迫って行った。


 「子どもたちを泣かすんじゃないよ! 『リミッター一部解除(パートアンロック)


 そう、三島凪は天才。ストロントで初めて一部解除(パートアンロック)を成功させた隊員であるのだ。

 ここから1人の隊員による蹂躙が始まる。





 ◇






 「『炎騎一閃(えんきいっせん)』! 」


 炎を纏った剣による美しい技。


 ガシャァァン!


 応援に駆けつけたのであろう死神のような者たちも、凪さんの前では意味をなさなず、ただただ焼き斬られるだけだった。


 「そのような力を隠しているなんてな......。ほんと、こんなやつがいるなんて聞いてねえよ! 」


 若干ムキになっているのか、リヒトが声を荒らげる。


 「あんたは僕を怒らせた。その報い、受けてもらうわ」

 「望むところだ! 僕にだって、ワルト様の命令を遂行する義務がある! リミッター解除(アンロック)! 」


 次の瞬間、エネルギーが満ち溢れ、ものすごい圧がかかる。さらに泣き出す子も増えていく。

 そうこうしている間にリヒトは凪さんの懐に潜り込む。


 「『昇龍剣』! 」


 光の龍のようなものを後ろにまといながらリヒトは剣を振る。誰もが凪さんが負けたと思った。


 バゴォーン!!


 ものすごい衝撃波が生じる。煙が晴れるとみんなは恐る恐る凪さんの方を見る。


 「ーーッ......」


 なんと、凪さんはしっかりリヒトの剣を自分の剣で止めていた。


 「その程度なの? かっこいい名前つけてたくせに、今度はこっちから行かせてもらうわ! 」


 どんどん凪さんは浮いていく。幼稚園の屋根の上あたりまで行った時、


 「舐めるな! 僕は君が技を打つまで待つつもりはないよ! 」


 そして、地面を蹴り、リヒトは凪さんの方へ飛ぶ。

しかしリヒトは凪のはるか上を飛ぶ。


 「『降龍剣』! 」


 下降し始めるとさっきの龍がまた出てきて、凪さんを襲う。


 「もうあなたに構っている時間はない! おしまいだよ! 『青炎(せいえん)(じん)』! 」


 次の瞬間、俺の視界は美しい青色に包まれた。




 ◇





 気が付くとさっき凪さんに攻撃していたやつは居なくなっていた。


 まあ、凪さんによってさっきのやつは倒された、と言って大丈夫だろう。


凪さんによるとさっきのはワットという種族らしい。


 それにしてもかっこよかった。


俺が年長の時からストロントの隊員を志したのは間違いなく、三島凪、いや師匠に憧れたからだ。


 この思い出は今も俺にものすごい力を与えてくれている。

浜松侵攻編が終わったら100話記念のお話を投稿します。


ぜひ評価してください。


蓮と凪についてはまたお話にする予定です。

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