三島凪②
すみません、投稿するのを忘れてました。
ごめんなさい。
これからこんなことがないように気をつけます。
ちなみに今回は蓮視点です。
後に俺の師匠になる三島凪は一言で言えば圧巻だった。
ガァン! ギィン! ガァン! ギィン!
まず、剣を振る速度が異常だった。目で追えない。この人がいるから安心と周りのみんなも自然と泣き止んでいく。
「君、なかなかやるね。僕の弟子のシンジよりはとても強そうだ。こんなに強い人がいるなんて聞いてないんだけどね......」
そう言いながらもリヒトは凪さんの剣を確実にいなしていた。
しかし、安心した束の間、
バリィィィン!
戦っているふたりの周りの空気が割れている、という言い方が正しいのだろう。割れているところからは
死神と言うべき者がふたり出てくる。そいつらは自分の背丈と同じくらいの鎌を持っている。
そいつらはマントのせいで見えないのか、足が無かった。それに気づいた瞬間、俺も含め、幼稚園児たちが泣き出す。
出てきた2体はすごい速さで凪さんに迫って行った。
「子どもたちを泣かすんじゃないよ! 『リミッター一部解除」
そう、三島凪は天才。ストロントで初めて一部解除を成功させた隊員であるのだ。
ここから1人の隊員による蹂躙が始まる。
◇
「『炎騎一閃』! 」
炎を纏った剣による美しい技。
ガシャァァン!
応援に駆けつけたのであろう死神のような者たちも、凪さんの前では意味をなさなず、ただただ焼き斬られるだけだった。
「そのような力を隠しているなんてな......。ほんと、こんなやつがいるなんて聞いてねえよ! 」
若干ムキになっているのか、リヒトが声を荒らげる。
「あんたは僕を怒らせた。その報い、受けてもらうわ」
「望むところだ! 僕にだって、ワルト様の命令を遂行する義務がある! リミッター解除! 」
次の瞬間、エネルギーが満ち溢れ、ものすごい圧がかかる。さらに泣き出す子も増えていく。
そうこうしている間にリヒトは凪さんの懐に潜り込む。
「『昇龍剣』! 」
光の龍のようなものを後ろにまといながらリヒトは剣を振る。誰もが凪さんが負けたと思った。
バゴォーン!!
ものすごい衝撃波が生じる。煙が晴れるとみんなは恐る恐る凪さんの方を見る。
「ーーッ......」
なんと、凪さんはしっかりリヒトの剣を自分の剣で止めていた。
「その程度なの? かっこいい名前つけてたくせに、今度はこっちから行かせてもらうわ! 」
どんどん凪さんは浮いていく。幼稚園の屋根の上あたりまで行った時、
「舐めるな! 僕は君が技を打つまで待つつもりはないよ! 」
そして、地面を蹴り、リヒトは凪さんの方へ飛ぶ。
しかしリヒトは凪のはるか上を飛ぶ。
「『降龍剣』! 」
下降し始めるとさっきの龍がまた出てきて、凪さんを襲う。
「もうあなたに構っている時間はない! おしまいだよ! 『青炎の陣』! 」
次の瞬間、俺の視界は美しい青色に包まれた。
◇
気が付くとさっき凪さんに攻撃していたやつは居なくなっていた。
まあ、凪さんによってさっきのやつは倒された、と言って大丈夫だろう。
凪さんによるとさっきのはワットという種族らしい。
それにしてもかっこよかった。
俺が年長の時からストロントの隊員を志したのは間違いなく、三島凪、いや師匠に憧れたからだ。
この思い出は今も俺にものすごい力を与えてくれている。
浜松侵攻編が終わったら100話記念のお話を投稿します。
ぜひ評価してください。
蓮と凪についてはまたお話にする予定です。




