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ー第47章ー
父、張り切る。
ー第47章ー
詩過が階段を駆け下りて行ったのを確認してから、奪った武器を上に投げ、他の敵に飛びかかる。
もう一度、別の武器を奪った瞬間、後ろから誰かに飛びかかられた。
そいつの脳天を、狙っていた通り、先程投げた武器が突き刺す。
頭から武器を引き抜き、僕は二刀流で敵に立ち向かった。
僕はよくやった。
子供を守った。
家族を守った。
もう、それでいいじゃないか。
だけど、
間に合わなかった。
全ての敵を殺して、気づけば、城が業火の中だった。
「ははは…ははは…流石の僕も、これで死ななかったら本物の魔王だよ…」
息が苦しくなって、意識が朦朧としてきた。
辺り一面、火に包まれている。
熱い。
暑い。
アツい。
メチを、子どもたちを、家来を、待たせているんだ…
死ぬわけには…いかないんだ…っ!
僕の意識は、苦しい呼吸と激痛の中で、途切れた。
織田信長公みたいだ。
本能寺の変で明智光秀に討たれた、あの織田信長公。
まあ、あの方は、僕の憧れの方だから…
同じ死に方で死ねて嬉しいな…
いやなんや織田信長公って!!!本能寺の変謎に持ち出してきてるんだけど?!えっ?!どゆこと?!




