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ー第35章ー
子供たちの名前考えたのはきのこです。
ー第35章ー
僕に三つ子の子供ができてから、6年がたった。
変わらず、僕とメチの夫婦仲はいい。
けれど、あれからもう、子供は生まれなくなった。
長男、繻子。
繻子は、服を作るのが好きな様だ。
いつも、糸と針を持ち歩いている。
使い方は、一つではないようだけど。
紅一点、詩過。
父さん、憂津久椎凪の血が、隔世遺伝したのだろうか。
家来がみんな、年端もいかない詩過に惚れこんでしまって、始末が大変だ。
末っ子、朱塗。
なんでも朱色に染めるのが好きな子だ。
この間、家来の一人を真っ赤に染め上げていたが、あれはまるで大量出血している様だったな。
「繻子、詩過、朱塗。」
「なんですか。」
「なんでしょう?」
「なぁに?」
「お前達は、僕の誇りだ。幸せな未来に、お前たちは必要不可欠。お祖母様の願いを、叶えるんだ。」
「ああはっ。お父様は魔王なのに、面白いことを言うんですね。」
「笑わないの!お祖母様の夢を叶えるために奮闘するお父様は、とても立派な殿方じゃない!」
「僕は、お母様がそう望むなら〜」
三つ子でも、こんなに性格が違う。
僕は更に、自分の子供を愛おしく思った。
ちゃんと、詩過に座敷和 良詩 の一文字入れてあげてるんだよね。謎に。




