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ー第34章ー
パンぱらひー
ー第34章ー
「おはようございます、あなた。」
「おはよう。」
「子供が生まれました。」
「はえっ?!」
僕は驚き過ぎて、変な声を出してしまった。
メチは僕のベッドに、赤ん坊を抱えている。
「ええ…昨日が、初めてで…もう生まれたの?」
「はい、その様です。」
「それ、僕の子?」
「自分の子を、それ、なんて呼ばないでください。この子は、正真正銘あなたの子です。私は、あなた以外に愛する人はいませんわ。」
メチの瞳に真っ直ぐ見つめられ、僕は頷いた。
「じゃあ名前は…」
「繻子。憂津久繻子大魔王子息です。」
なんかすごい名前だな。
「もう決めたの?」
「はい、今朝、生まれた瞬間に。」
すげ。
僕は、赤ん坊を見た。
薄い紫色の瞳に、美しい黒髪。
確かに、父親譲りの黒髪持ちの僕と、珍しい見た目のメチとそっくりだ。
「…男?女?」
「男の子です。」
「そっか。」
女の子もほしいなぁ…
「そして、こちらが、繻子の双子の妹、詩過です。憂津久詩過大魔王子女。」
「しすぎ…いい名前だな、っていうか、双子?!」
「いえ、三つ子です。」
「はえっ?」
また、僕は変な声を出してしまった。
なんか、子供産まれちゃったー…うわぁ…これは…また、主人公交代か…?てか、三つ子?!




