ー第28章ー
アロマんセリフやばいやろ。
ー第28章ー
ー爆魔王様…
ワシ、頼礼瑠 谷津は大広間にいる。
手首を紐で縛られ、目の前には小刀がある。
「一瞬で切ってしまえば良い。心配はいらん。」
ワシは後ろで震えている聖女に言う。
聖女は可愛そうなことに、ワシの首を切ることになっている。
そう、ワシは爆様に切腹を命じられたのだ。
「い、良いんですか…?頼礼瑠殿は…」
聖女が言う。
「…どういう意味だ…?」
「そ、その爆滅神大魔王様に、せ、切腹を命じられたこと…」
「ああ、その事か。…良くも悪いも、爆魔王様の命令には誰も逆らえん。それは、お前もわかっていることだろう?」
「…ええ、でも…」
そう言ってうつむく聖女に私は言った。
「大丈夫だ。」
「でもっ…そんなの悲しすぎます…」
聖女は彼女の目に涙を浮かべた。
「よろしくおねがいします。介錯も、爆魔お、いや、爆発大魔王様のことも。」
「…はい。かしこまりました。」
聖女は頷く。
「あと、爆発大魔王様に言ってくれ。『今までありがとうございました。あっかんべー』、と。」
「…はい、かしこまりました。必ず、その役目を全うする所存です。」
「…頼んだ。未来の爆発大魔王様のお嫁さん…」
その言葉を最後に、私は小刀を自分の腹に刺した。
爺死んじゃったよーおいアロマんー!!てかなに?!遺言、あっかんべーってなに?!まじで!!
てかちょっと待って、爺、爆滅神大魔王の名前間違っとる!!




