重鎮議員との対談
鉄の遺跡を後にした私たちは本隊との合流に向けて南下、2日後の夕刻には国境手前の小さな町に到着し追いつくことができた。本隊は昼に到着したらしいので結局半日も離れていない。やっぱり私たちの商隊の車だけならかなり足が速い。
町の南側にはなだらかな山地が広がる。この先はハ国の国境で少し進んだところでハ国の先導隊と合流する流れだ。
「無事戻って来れたようで良かったよ。」
「いくつかの商隊とすれ違ったけれど、襲ってくるような匪賊とかはいなかったよ。そっちも何もなかった?」
「滞りなく。治安が少し乱れてるって言っても俺たちがいるし、ロ国戦以降は軍部も見直されてる。それより小数規模なお前らの方が狙われやすい。」
私たちの車にはイ国公人である徽章が記された青い旗、騎士は腕章をつけ、兵たちは制服だ。遠目から見ても一行がイ国の公役についているのは一目瞭然。そうは言ってもそういう一行は贈品なんかも積んでたりするから当然狙う輩はいる。
「でもそれならすれ違った商隊とかの方が危なかったんじゃないのかな。護衛とかもいなかったし。」
「そこまでは面倒見切れないからな。主道から外れなければ大丈夫だろ。それにその商隊ってハ国の奴らじゃなかったか?」
そう言われて掲げていた旗が白地に赤帯の入っていたことを思い出す。あれはハ国を表すものだ。
「そうだけれど、他国の人でもイ国領地で襲われるようなことがあったらイ国の自治を疑われちゃうでしょ?」
「そういう意味じゃない。あのな、ハ国の連中ってのは…」
「少し宜しいですかな?」
ヘルィと話していると声をかけられる。声の主は議員重鎮のミーバンガム氏だ。
「ミーバンガム様、如何なされました?」
「夕食を共にとお誘いしたいのだが如何かな。」
むむ…この町は旅客の足もあるため食事処がある。ホシノの工員達とシルダリアさんも食事に誘っていた。今こうしてヘルイと話していたのも情報共有も兼ねてヘルイ達も一緒に誘うつもりでもあったからだ。
ミーバンガム氏は食事を自分で用意した食材と使用人に調理させた物しか食べない。野天幕も私たちのように旅に向いた物では無く、設置も撤収も時間のかかるものだ。ロ国戦の時の王族のそれよりも豪華…まぁ、あれは戦時だからアグニン様たちも最低限にしていたし、士気のため兵と同じ物を食べていたのだろうけれど正直旅先での食事やその地での雰囲気を味わいたい私には理解できないことだった。
これまでの旅路でも何度か誘われているけれど、いつも話の内容は商いの事が主。とはいえ立場上、彼の誘いを断るという訳にもいかないだろう。
「ええ、お誘いありがとうございます。是非ご一緒させて頂きますね。」
「感謝する。では、一刻ほど後に私の天幕まで来たまえ。」
そういってミーバンガム氏は幾人かの側仕えを従えて立ち去った。
「ごめん、ウチの皆で食事処に行くつもりだったからヘルイとカマロさんもどうかなって思ってたんだけれど私は駄目になったみたい。良かったら私はいないけれど他の人たちとどう?」
「いや無理だ。議員様たちは天幕で泊まるんだとさ。」
「え、街中で?」
「そう、わざわざな。ポットじゃ首長の立派な館だったからだろうけれど、こんな旅町の宿なんて泊まれないってことだろうさ。お陰で俺たちも付き合いだよ。」
なんで宿舎から離れたこんな場所にウマ留を置いてるのかと思えばそういうことか。まぁ兵士さん達全員は泊まれないし、私たちも野外天幕で過ごすつもりだったけれどまさか最初から宿舎や食事処も使わない方針だったとは思わなかった。
「…ミーバンガム様のお誘い、ヘルイも一緒にどう?」
「やだよ。なんで護衛騎士でもないのに議員様と商主の話の場にいないといけないんだよ。外で軍兵たちと警備してた方がマシだ。町への調整はウィリュイ様がやってくれているから残念だがお前は自分の仕事をしておけ。」
残念、道連れには失敗してしまった。仕方がない…クマやシルダリアさんたちには断っておこう。
……
…
「お招き有難うございます。」
「このような旅路では大したもてなしはできないが、相当の使用人によるもの。このような地での食事よりも良いものであろう。」
「はい…そうですね。」
確かに城都に比べ地方町では豪華な食事など無いだろうけれど、その地でしかない味もある。そういうものに興味を持たない感性は正直合わないなと思う。それに彼の使用人が用意するのは昔からのイ国に伝わる食事、この数年で食事事情が変わってきたコルトーの今の料理に比べると味気ないものだ。そこにはラベやミズリーのホシノ商会食品部門の影響もあるのだけれど、そんな庶民の流行りなどもこの議員さんたちには興味の無い事なのかもしれない。
「任務で別行動を取っていたと聞いていたが明日にはハ国に入ってしまうのでな、こうやって他者を気にせず話せる機会も暫くはないと思った次第だ。」
気遣ってくれているようで要は『疲れてるだろうけれど、こっちの都合に合わせてくれ』ということだ。議員さんなんてこんなものだろう。アグニン様やヴォルガ様だって基本は変わりない。国政にとって優先と思えば個人の状況など気にしていないものだ。
まぁこの人とは今のところ商いの話しかしていないのだけれど。
「そうですね。私も外交担当という立場ですからハ国に入ってからはこのような時間をとるのは難しいかもしれませんね。それで本日はどういったご用件でしょう。」
「ふむ、今回の旅路で君とは何度か一緒にさせて貰ったが、君は答えを急ぎ過ぎる点があるな。…まぁ私のような反アグニン王派閥となるとナイル嬢の立場では難しいところもあるのかもしれないが。」
なんだか想定していた感じじゃないな…。今までの彼とも少し雰囲気が違う。どちらかというと私と同じで必要事項以外は最低限とする人柄だと思っていた。それに少なくとも今まで政や派閥のことなんて一度も口にしたことはなかったのに派閥を口にするなんて突然だ。
「先に謝罪しておこう。今まで君の人柄を見定めさせて貰っていた。結果を見越して過程を思考し、その想定も多岐に渡りいずれも現実的だ。特に商会だけでなくイ国の利を講ずる視点や凡人にない発想力は、只の商会主にしておくには惜しい。アグニン王が重宝するのも無理はない、というのが私の君への見解だ。」
「え…」
「バムムクの件、今回の私がハ国来訪する目玉になりそうだ。」
バムムク、ハ国に地生する『真竹』のこと。イ国やロ国にも竹林はあるけれどどれも細い小竹。しかも生息範囲は小規模だ。真竹であればこれまでは出来なかった利用方法が幾つもある。それが広がればホシノ商会だけでなくイ国の今後の発展にも繋がる。
この旅路でミーバンガム氏にはハ国からホシノ商会への取引交渉を依頼していた。自ら直接交渉することもできるだろうけれど、木材石材は彼の商会の縄張り。必要鉱材をドニエプルさんの伝手で直輸するのやトッコさん経由との少量取引とは訳が違う。それに今後を考えれば他の大商会と繋がりを持っておくことは商会の発展にもなるだろう。
というのが、これまでの旅路での話なのだけれど、彼のその前の言葉…私を見定める?どういうこと?
逡巡している間に彼は次に言葉を続ける。
「新進気鋭商会の主、軍部改変の要となった顧問、ロ国との戦では自ら前線に立ちに立ちイ国を勝利へと導いたイ国の魔女、次期イ国王の妃候補としていずれも申し分ないものだ。」
「…少し誇大と過ぎるところは部分はありますが、有難いことです。」
本人としては過大評価であると思うけれど世論がそう言っているのは事実。この場で謙遜し過ぎるのも良くないだろう。
彼が何を言いたいのか、その目的を窺っていると食事が運ばれ来たことで話しは一旦中断される。その後は料理に使われている食材や彼の使用人たちの話などとめどない話。題目から突然梯子を外され私は焦らされる。結局、食後に用意されたお茶に彼が口を付けてから話の続きを始めた。
「君は覚えていないかもしれないが選考会の襲撃事件の時、実は私はあの場に居たのだよ。」
「えっ?」
「元騎士とはいえ、当時から私は剣を持つことは稀でね。恥ずかしながら私は己が取るべき行動がわからなかったのだ。まさか君のような幼子が主体となってあの場納めるとは思いもしなかった。」
申し訳ないけれど彼にはまったく覚えがない…選考会はイ国の時期採用品の見定めの場なのだから議員であるミーバンガム氏が居てもなんら不思議はないよね。でも彼はロ国との戦にも否定派でアグニン様とは対立していた人物。普通、自分の命が晒されたら怒りを覚えそうなものだけれども…それとも怖気たのだろうか。
「君が他者のために自身の身を顧ずとった行動は多くの者に感動を与えただろう。騎士のそれ、それ以上を感じ取った者も居たに違いない。…が、全てがそう信じたわけでもない。」
「と言いますと?」
「当時理解の出来なかったスース氏とのやり取り、その後のロ国間諜者の件、この目で君が凡人外の力を有していることを目のあたりにしても尚、幼子が果しえる内容か…そう疑う者もいたということだ。」
つまりミーバンガム氏もその一人だったということだろう。あの頃、議会で弁解する機会もあった。アグニン様の庇護もあったとは言っても私の立場を疑う人がいてもおかしくない。特にアグニン様に庇われる形となって解決した結果は反アグニン派閥の彼には面白くないだろう。
「それは仕方がないことです。私としては何とかその場を治めようと必死に足掻いた結果ですが、あの場で被害が限定的で済んだのは全ての事が上手く進んだ結果だと思います。」
限定的とは言ったものの味方に死者も出た事案だ。あくまで規模と状況に比較しての話。
「そうではないのだ。私は君をあの時から評価していた。凡人で終わる器ではないと思っていたのだよ。」
「…私を疑われていたわけではないのですか?」
「いや、疑いはする。私もそういう立場なのでな。自分の考えと役による言動が一致しないことは軍行に携わった君も理解でしているだろう。」
「ええ。つまりは、ミーバンガム様はあの頃から私に目を留めて頂いていたと。では何故今更に私の見定めなどと?」
「私に対して取り入るような素振りも無く、寧ろ疑う言葉を堂々と放つ。だからこそ、信じれると判断した。」
問いに対して少し論点がズレたた回答。あえてだろうか?でもここまでの会話を要すれば、私の懐柔を目的としたものとも思える。今の私は時期王が約束されているニメレン様の近しい立場(偽物だけれど)、私に取り入ろうとする者、利用しようとする者はいる予想はしていなかったわけじゃない。
「申し訳ありませんが私は…」
「ナイル嬢はイ国という国をどう思うね?」
早速お断りをしようとした私に彼はそんなのもお構いなしに予想外の質問をしてくる。
「どう、と言われましても…どのような意味ででしょう。」
「深い意図はない。率直な見解で構わない。」
何だ…懐柔かと思えば、政論。彼の意図は読めない。
「建国から数十年と歴史の浅く共和制となってからと考えれば最も新生な国であり、山脈からの清水と適温による豊かな大地以外はこれといって特筆するものもない貧とも裕福ともいえない国です。」
「しかしその特徴の無かった国も此度の戦の勝利、今後は商工業共に他国から目に留まる立場となるだろう。それも君と君の商会があってこそであるが。ではイ国の政についてどう思うね?」
「共和制についてどう思うかということですか?」
「それも踏まえて君の意見を聞きたいだけだ。」
これはアグニン様やニメレン様にも何度か聞かれたことがあるな。その昔は幼かったニメレン様と言い合いになったんだっけ。
「共和制には否定も肯定もしません。ただの自治の一つの手段だと思っています。」
「君主に頼らない民の意見が反映する素晴らしい事柄とは思わんのかね?」
「ええ、それを言い換えれば民に責任を被せるという事ですし、強い言い方をしたら君主の責任放棄とも取れます。確かに君主という個人が倒れても代えが効くという利点や兵民の士気を高める長所もありますが政の判断の遅延、迷走、偽善化と短所の懸念もあります。」
「偽善化かね?」
「ええ、それこそ今のイ国の体制はそう言っても良いでしょう。議員を投票制としていますがその実は元貴族や商会による組織票。そもそも選挙を理解していない民が多く、候補も元貴族やそれに連なる商主ばかり。事実上、以前の貴族性と何ら変わりなく民が選んだと責任を負わせる分、悪化と捉えることもできるでしょう。」
「しかし長い目で見れば選択肢を民に与えることは英断だったとは思わんかね。」
「時が経てば民が理解しその時に選択肢があることは良いかもしれません。しかし、それと同時に体制の腐敗や陳腐化も進む可能性もあります。今がそうとは言いませんが。」
「事実、最大派閥がアグニン王の派閥では君の言う通りであろう。ではロ国のような君主制や従来の貴族制の方が良いと君は思うのかね?」
「良い悪いではありません。良い君主となれば栄えるし逆も然り、貴族制も共和制もそれは同じです。それに選択肢が多ければ民が幸せというものでもないでしょう。選べない者からしたら最初から道が定められていた方が楽には違いありませんから。私の中では只の自治手段の一つというだけです。」
この国の重鎮相手に言い過ぎただろうか…叱責や怒声も覚悟しつつ様子を窺う。彼は軽い溜息と共に暫く答えず間をおいて口を開いた。
「…私はその昔、先代王と懇意にして頂いていた。十も歳は離れていたがね。その頃はまだロ国の名残りが残っていて貴族制と言ってもまだ王に対して強く物言える者は少派だった。私はその少派でだからこそ先代王の目に留まった。それこそ今の君のようにな。」
先程までには天幕内に何人も控えていた側仕えも今は後は姿を消していた。
「その先代王から私は頼まれたのだ。共和制というのはその実、今の体制と変わりがない。むしろ反対者がいなければ君主制とも変わりが無い。だから反閥であって欲しいと。」
「つまりは自分の意志とは関係なく主流派の反対の立場であることがミーバンガム様の役であるという事でしょうか?」
「そういうことになる。」
理解はできる。誤った政策でも反対や疑う者もいなければすんなり通る。それでは君主制や貴族制と変わりない。事実、今のイ国は一部の者が管理し階級を無くし公平にしようとしてその実、為政者は元貴族や富裕層。でも…
「いくらそれが自分の役回りだとしても明白な誤策を突き通すのは政を阻害するだけではないですか?」
「手厳しいな。それは重々承知している。それでも私はその邪魔者を演じ続けるのだよ。」
その裏には彼にしかわからない葛藤もあったのかもしれない。とはいえ、それで国が潰れば本末転倒なのだから正直理解しかねるけれど。
「貴方の立場は理解しました。それで結局私にそんな話をする理由は?」
「先ほども言ったが君は理解が早いがそれと同じ程に結論を急く。いや、不必要な情報を切り捨てる判断が早いのか。」
正解。この人の理念とか政治姿勢とか私には関係ないし、興味もない。
「ナイル嬢はユーコン=ヴォルクと親しいと聞いている。」
「……はいっ!?」
まったく想定していなかった名前が出てきて…いや、まって。仮にもニメレン様の妃候補で通ってるのに他の男性と親しいかと聞かれて取り乱しちゃダメだよね?
「全然、まったく、ちっとも、親しくないです。」
「調べはついてる。何よりその言動が物語っているな。」
「いえ、これはちょっと想定外すぎる人物名が急に飛び込んできたので…」
初動を誤った…私の焦りは見抜かれちゃってる。
此方に主導権を持たせてもらえない。以前までにそんな素振りが無かったのも演技だったのか。
「私はね、アグニン王では無くルウェリン様を推していたのだよ。」
「それは貴方の役としてですか?」
「いや違う。その頃はまだ先代も健在で居られたからな。純粋に私の意向だ。アグニン様は為政者としては優しすぎるところがある。対してルウェリン様はその点がない。あの奇抜さは継承権を弁えてのものであるとも理解している。」
いやぁ…あの人結構、それを抜きにしても変わり者だと思うけども…十年も辺鄙なところに住んでたわけだし。だけどなんでそこでユーコンさんが出てくるんだろう。
「今もその意向は変わっていない。アグニン様のお身体を君は理解しているか?」
「ええ、存じています。」
アグニン様は私も含め皆の前で自身の不調を表に出す事は無い。表沙汰にはなっていないけれど、以前の食事に毒を盛られていたことがある。そのことが発覚してそれ以降は改善に向かっていたけれど、長期に渡ってヒ素毒を摂取していたことに違いはない。戦では騎士の長として御旗として立っていたけれど、その頃からニメレン様に王位の継承を意識していたことは知っている。そして今は実務の一部をルウェリン様が執っていることも。
「今でも次期王はニメレン様という風潮が主流に違いない。だがルウェリン様が帰ってきた今ルウェリン様を推す者も複数いる。」
ああそっか…今まではルウェリン様がいなかったから嫡男であるニメレン様が次期王だったけれど、順番的にいえば弟であるルウェリン様にも話がでるのはおかしくない。ロ国戦ではルウェリン様はニメレン様の補佐という立場だったけれど、ニメレン様の年齢からも実質はルウェリン様や私が指揮を執っていてお飾りだったという声もある。いや、私はニメレン様と同齢だけども、なんで?
でもルウェリン様はアグニン様とそう歳は離れていない。結局は二メレン様にその役は回ってくるだろう。なんでユーコンさんが…
そう思ったことろでふとミーバンガム氏の意図に気が付いた。
「ルウェリン様が間に継承したならばルウェリン様の子…ユーコンさんもニメレン様と同じく継承の地位に並ぶと?」
「君は本当に察しが良い。そしてその時に君の立場が関係してくる。」
「何故私が…」
「君は自分で思っている以上に既にこの国、もはや他国にも影響力を持っている。アグニン王もそれは承知していることだろう。君の選択は公役のみならず世論にも影響を及ぼす。」
「あ…え?」
「君が本当はニメレン様と深い仲でないことは知っている。私の見立て通りならば君の選択が次期王の選択となるであろう。」
ちょっとまって…話の理解は…出来てるけども頭が追いついてない!
そもそもルウェリン様やユーコンさんが王位継承なんて望むわけがない。…でも国政に個人の意見なんて通用しないことも当然ある。特にルウェリン様は現時点で実務の一部を担っている。ありえない話ではなかった。
でもユーコンさんはないない。だって一騎士だし、本人もそれに満足してるっぽいし、あのユーコンさんだよ?「俺が王様だー」なんて…いや、ちょっと言いそうだけれども、柄じゃない。
ちょっとした混乱に陥っている私にミーバンガム氏は更に続ける。
「私はね…この通り現場をよく知らない者だ。その熱意は他者と違いはないと自負している。だが机上の采配は時として誤ることもよく理解しているのだ。君の知っての通りまだイ国は理想の共和制とは程遠い。まだ正しい選択ができる者が象徴として立たねばならぬのだよ。」
当然本人であるユーコンやヴォルガ、アグニンやルウェリン、ニメレンも気付いてます。
ちなみにミーバンガムの種族は狐。どちらかというと狸っぽい印象ですけれど…
次話はやっとハ国に入ります。




