ダンジョンに対する一般常識?なにそれ、美味しかったり?
淳少年が。
「梓さん!
聞いてた話しと、全く違うんですけどぉ!?
どうなってるんですか!?」
そう問われ、梓さんが。
「い、いえ。
そのですね。
私も話した情報しか」
カナリ戸惑っているみたいだ。
それへ。
「正直、ここのダンジョンに対しての調査は、行われておらんのだよ」
藤堂司令からの、まさかなカミングアウトが!
「えぇっ!?
どう言うコトなんですかぁ!!」
梓さんが驚いて確認を。
「いやいや。
どうもコウも。
このダンジョンほど魔素が高い場所はないからな。
だいたい、ダンジョン区隣接地域でさえ、魔素濃度が高く一般人は立ち入りが難しい。
そんな地域は少ない。
そのため、ダンジョン探索を支援する施設の設置が厳しく、探索者が寄り付かないのだ。
だから、他のダンジョンにおける常識が、語られる訳だな。
まぁ、国としても、数あるダンジョンの内部は変化していないコトから、全てなダンジョン共通としているのだよ」
つまり、ダンジョンの中身は共通であり、他のダンジョンにて得られた情報は、全てに適応される、っと。
だから、ココも同じハズ、だった、っと、言う訳か。
しかも、ダンジョン探索するには、ダンジョン自体の魔素濃度もだが、支援施設を設けるにも、ダンジョン区や隣接地域の濃度も高く厳しい。
それもあり、不人気っと言うか、寄り付く探索者が居ないダンジョンだったらしい。
そんな環境へ、魔素除去装置の発明にて、拠点が。
本来ならば、もっと魔素濃度が低い場所が選定される。
だが、淳少年が通うコトを鑑みるに、このダンジョンが適している、そう考えれたみたいだ。
「つまり、この状態は、予想外だったと?」
「そうなるな」
いや、淳少年?
子犬?仔狼?
なんでも良いが、戯れ付かれているのだが。
軽く避けているが、大型犬の成犬よりデカいのに。
流石に子犬を邪険には。
ましてや、危害を加えるつもりにも。
とは言え、常人ならば避けれず、しかも、即死レベルの戯れ付き方なのだが。
「あー
このダンジョン、探索するんですよね?」
そう確認を。
っか、なぁ。
そろそろ、移動しては?
子犬?もう、子犬で良いか。
そんな子犬に戯れ付かれているんだが?
それも複数。
先ほども告げたが、成犬は牛、バッファローや水牛を含め、色々と居るが、かなりデカい牛よりも、デカいと思っても良い。
そんな巨犬の仔ゆえ、戯れ付いてるのもデカい。
しかも、爪と尻尾が刃物並みだ。
常人なれば、いや、下手な探索者なら、ズタズタになっているだろう。
呑気に考えゴトしながら、通話している場合では、無いだろう。




