表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
74/79

さて、梓さんが持って来た、魔素充填器を設置しますかね。

ちなみに、梓さんが乗って来た車は改造されている。

淳少年の案を元に、空の魔素充電器を搭載。

車内の魔素を充填器にて除去するシステムを。


元々、魔素の急速充電については研究が進んでおり、その技術を応用した形だ。


コレにより、車内の魔素濃度は、常に低く抑えられるコトに。

また、ウェアやスーツにも、このシステムが搭載されたようだ。


梓さんが纏うウェアも、このタイプである。

ただ、頭部は別途覆う必要があり、どうしても見た目はな。


で、梓さんが、強化型の空魔素充填器を。


「持って来たけど、ドコへ置くのかな?

 一応は防水だけど、あまり過酷な環境へは無理だからね」


いや、ドコへ設置する想定なのだろうか?


「コッチの生簀だよ。

 っか、過酷な環境って、どんなトコを想像してんのさ?」


淳少年、ドン引きである。


「いや。

 魔素濃度が高い隣接地域でしょ?

 どんな魔鏡かと」


「ごく一般的な環境だわい!」


淳少年が突っ込んでおるが、絶対に一般的な環境ではない。

なにせ、淳少年がダンジョン区から取って来たウナギなどは、巨大だったが、隣接地域も負けてはいない。

結構、植物なども巨大化しているのだ。


まぁ、日々暮らす淳少年達は気付いていないが。


で、喫茶店裏へと。

そしたら。


「ジャングル?」


梓さんが、思わず。


「失敬な。

 普通の林ですよ。

 ドコが密林ですか?」


淳少年が反論。

ちなみに、マスターは店に残って仕込み中である。


「いやいや。

 こんな林はないからね。

 どう見ても密林なんですけど」


そう告げられ、外の環境を思い浮かべるが。


「あれ?

 確かに学校へ行く途中の神社。

 ヤケに木が少なかった?

 でもさぁ。

 神社だから、林を整備してるだけだよね」


そう言いながら、一人で納得を。


「いやいや。

 多分、それが一般的な林だから。

 しかし、コレが隣接地域かぁ」


なんか納得すり梓さんだった。

その後、生簀へと。


コンクリート製の生簀にて、泥を吐かせているウナギを見た梓さんが。


「デカっ!

 えっ!

 デカっ!?


 これ、ウナギぃ!?」


魂消ると言うのは、このコトであろう。


で、生簀の四隅へ空の魔素充填器を。

大きさは、握り拳に包める程度である。


なので、カバンへ入れて来た魔素充填器は多い。


ちなみに、コレでも大容量タイプなのだ。

梓さんのウェアに付いているのは、ボタンサイズである。

それで十分機能するからだ。


今回設置したタイプの魔素充填器だが、あの大きさ一つで、東京23区全ての電力を、一ヶ月賄える。

まぁ、フルで魔素が充電されていたら、だが。


そんな大容量の魔素充填器が、直ぐに満タンになるコトは無いであろう。

そして、急速充填にて、生簀内の魔素は確実に除去されると思われる。


はたして、淳少年が考えた、魔素抜きは可能なのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ