↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
74/100

さて、梓さんが持って来た、魔素充填器を設置しますかね。

ちなみに、梓さんが乗って来た車は改造されている。

淳少年の案を元に、空の魔素充電器を搭載。

車内の魔素を充填器にて除去するシステムを。


元々、魔素の急速充電については研究が進んでおり、その技術を応用した形だ。


コレにより、車内の魔素濃度は、常に低く抑えられるコトに。

また、ウェアやスーツにも、このシステムが搭載されたようだ。


梓さんが纏うウェアも、このタイプである。

ただ、頭部は別途覆う必要があり、どうしても見た目はな。


で、梓さんが、強化型の空魔素充填器を。


「持って来たけど、ドコへ置くのかな?

 一応は防水だけど、あまり過酷な環境へは無理だからね」


いや、ドコへ設置する想定なのだろうか?


「コッチの生簀だよ。

 っか、過酷な環境って、どんなトコを想像してんのさ?」


淳少年、ドン引きである。


「いや。

 魔素濃度が高い隣接地域でしょ?

 どんな魔鏡かと」


「ごく一般的な環境だわい!」


淳少年が突っ込んでおるが、絶対に一般的な環境ではない。

なにせ、淳少年がダンジョン区から取って来たウナギなどは、巨大だったが、隣接地域も負けてはいない。

結構、植物なども巨大化しているのだ。


まぁ、日々暮らす淳少年達は気付いていないが。


で、喫茶店裏へと。

そしたら。


「ジャングル?」


梓さんが、思わず。


「失敬な。

 普通の林ですよ。

 ドコが密林ですか?」


淳少年が反論。

ちなみに、マスターは店に残って仕込み中である。


「いやいや。

 こんな林はないからね。

 どう見ても密林なんですけど」


そう告げられ、外の環境を思い浮かべるが。


「あれ?

 確かに学校へ行く途中の神社。

 ヤケに木が少なかった?

 でもさぁ。

 神社だから、林を整備してるだけだよね」


そう言いながら、一人で納得を。


「いやいや。

 多分、それが一般的な林だから。

 しかし、コレが隣接地域かぁ」


なんか納得すり梓さんだった。

その後、生簀へと。


コンクリート製の生簀にて、泥を吐かせているウナギを見た梓さんが。


「デカっ!

 えっ!

 デカっ!?


 これ、ウナギぃ!?」


魂消ると言うのは、このコトであろう。


で、生簀の四隅へ空の魔素充填器を。

大きさは、握り拳に包める程度である。


なので、カバンへ入れて来た魔素充填器は多い。


ちなみに、コレでも大容量タイプなのだ。

梓さんのウェアに付いているのは、ボタンサイズである。

それで十分機能するからだ。


今回設置したタイプの魔素充填器だが、あの大きさ一つで、東京23区全ての電力を、一ヶ月賄える。

まぁ、フルで魔素が充電されていたら、だが。


そんな大容量の魔素充填器が、直ぐに満タンになるコトは無いであろう。

そして、急速充填にて、生簀内の魔素は確実に除去されると思われる。


はたして、淳少年が考えた、魔素抜きは可能なのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。