さて、網を打ってみますかね。って、網を打った少年が、ビックリしてますが?
そんな経緯があり、川や池での漁や釣りはお手の物である。
打った網は見事に広がり、狙った箇所へと。
狙いはスッポンとウナギである。
まぁ、漁れたら良いなぁ〜、レベルだが。
だが・・・
「予想外過ぎるんだけど!?」
漁れて一匹か二匹だと思っていた、淳少年。
それが、網へビッチリと。
「いやぁ。
ココまで来ると、キモいんだが?
なんで、こんなに居るんだよ!」
ウナギにスッポン、鯉に鮒、藻屑ガニや川海老などなど。
そんなのが、網にビッチリと。
しかもだ。
「なんか、異様にデカくね?」
スッポンは、通常よりも、チョイとデカい程度。
それでも、通常の1.5倍近くか。
だが、ウナギは2倍近く。
青と言うより青紫のウナギだ。
青ウナギは、食べる甲殻類などの影響により、黒い皮が青くなるらしい。
つまり、それだけ、良質な餌を食べている、っと、言うことである。
で、この青紫のウナギだが、この溜池にて、ピコマシーンが関与した良質の餌を食べた結果だったりする。
まぁ、淳少年には分からないだろうが。
鯉も2m近く、鱒もだが、鮒までデカい。
鯵や鯖よりもデカいかも知れない。
藻屑カニは、ワタリガニどころか、タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニ、花咲ガニなどにも負けぬデカさが!
で、川エビなのだが。
「これさぁ、川エビつうか、オマールエビとか伊勢海老だよな。
なんで溜池に、コンナのが?」
もはや、川エビのレベルではない。
売りに出せたら高値で売れるレベルである。
まぁ、魔素汚染食材なので、隣接地域外には出せないが。
そもそも、立ち入り禁止地区つであるダンジョン区内である。
そんな場所から漁って来たとバレる訳にはいかないだろう。
特に外部には。
一度網を打っただけで、コレだけの収穫が有るとは思わなかった淳少年。
流石に続けて漁るのは諦めたようだ。
網から漁った魚や甲殻類を外し、小屋へ有ったトロ箱へと。
「こんなん有ったけ?
まぁ、助かったけどさ。
っか、台車?
あれ?
台車なんか、有ったか?
まぁ、助かるけどさ」
首を捻りつつ、トロ箱へ獲物を入れ、トロ箱を台車へと。
トロ箱を積んだ台車を押しつつ、溜池を後にする。
で、淳少年が疑問に思ったトロ箱と台車だが、ピコマシーンが用意していたりする。
以前に少年が来た時に、持ち帰る術がない、っと言って釣りを断念していた。
それを知ったピコマシーンが、持ち帰る術を用意した訳だ。
トロ箱は、ダンジョン区の破棄されたスーパーなどから、台車もだ。
近年では、ロボットと言うか、ドロイドなども。
破棄されたヤツを修理し、ダンジョン区へと。
ソレを元に、ダンジョン区にて、密かに量産している。
コレらが、ダンジョン区内にて、ピコマシーンの手足となり、様々なコトを。
むろん、人々には知られぬように。
そんなドロイドを使い、用意したようであった。




