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さて、ウナギとスッポンを。ん?ちと、語るかな。

魚漁にて網を打つ。

簡単に言うが、コレが、なかなかに。


上手く投げないと、広がるどころか、塊で。

しかも下手すると絡まったり。


素人が扱うには、なかなかにハードルが高かったりする。

しかし淳少年は、この手の漁具を使い慣れていたりする。


ダンジョン区隣接地域。

それは世界中に数多と存在する。


だが、隣接地域にて食料生産を行っているのは、日本だけである。


しかも、田んボに畑、畜産に池での養殖。

コレら全てを行っているのは、この地域のみだ。


コレなのだが、淳少年の曾祖父、祖父が、この地域での農畜産に対するノウハウを纏め、地域へ広げた経緯が。


ダンジョン区での産物も、正しく育てた品なれば食せる。

これを提唱して広めたのである。


だが、国としては、ダンジョンは危険とし、魔素汚染された品が出回るのを抑えたい。

今でこそ、その風潮は下火になっているが、当時としては、見過ごせないレベルの愚挙と見做されていた。


つまり、見せしめの意味も有り、ダンジョン区から追い出し、補填も保証もしなかった。

まぁ、魔素適合者を増やしたいピコマシーンにとり、赦し難い愚挙である。


そのため、魔素充電器が世に広まり、次元エネルギーが抜けたピコマシーンが世に満たされ始めてから、そんな過去に対する報復がなされる。

それは、苛烈の一言。


行った本人は、既に墓の下。

だが、ピコマシーンには、関係ない。


その関係者の一族郎党が、全て抹殺された。

当事者の遺骨が分解され、愚挙以外の記録が、全て抹消。


愚か者としての記録しか残らず、愚か者としての情報がクローズアップされる。


まぁ、本人達は死んでいるから関係はないのかもしれないが、彼らの名誉は、歴史的に地に落ち、踏み躙られ、しかも教科書などに、シッカリと名前入りで記載が。


今の時代、唾棄すべき者達として、一般常識となっていた。


それとは逆に、淳少年の曾祖父や祖父は、ダンジョン区産の食料生産に貢献したと、隣接地域では知られるコトに。


流石に、外部での拡散は阻止されている。

まぁ、政府的に容認できないのだろう。


当たり前か。

この情報にて、隣接地域産の食材へ興味を持った者が、隣接産食材を使用した料理を食べたら。

そらぁ、無事には済まない。


魔素が含まれた食材を摂取できるのは、ある程度の適性が必要だからだ。

少なくとも、隣接地域へ住めるレベルではないと。


そのため、情報の拡散を阻止されても、報復は発生してはいない。

だが、隣接地域では、淳少年の曾祖父、祖父が、農畜産に対するノウハウを広めたコトは、知られていた。


ゆえに、淳少年が農家や畜産家、池を使った養殖家へ遊びに行くと受け入れられ、様々なコトを教えて貰ったりと。


まぁ、淳少年は、食べさせてくれるし、土産を貰えるから、それ目当てだったが。

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