魔素汚染された危険地区、ダンジョン区!え?娯楽地区ぅ!?
淳少年のダンジョン区探索は、むろん違法である。
国としては禁止しているため、バレたら罰せられるであろう。
まぁ、取り締まる者が居ないため、捕まるコトはないのだが。
ソレに禁じた理由は、過去の政治家達の都合でしかない。
当時は魔素に触れた物質も、魔素汚染され危険とされていた。
コレは後に間違いとして訂正されるのだが。
だが、当時は、それが当然と。
なので、ダンジョン区とされた場所に住まう者を、強制退去させる際に、全てを持ち出し禁止に。
これ、住まう住民の資産を、合法的に没収する企みも。
実際に、全てを失い、補填も保証もなし。
騒ぎになちったが、ダンジョンから国民を守るため、っと。
で、そんな破棄された場所から、密かに回収を。
いや、しようとしたのだが。
全員が、謎の死を。
命じた役人や政治家に官僚も、全てが死んだ。
特に、この件を画策した者達は、一族郎党すべて、死に絶えている。
むろん、魔素たるピコマシーンの仕業である。
その様な状態であるため、廃墟には当時の品物が。
いや、当時?
数十年、いや、百年近くは経っているだろう。
経年劣化にて朽ちていても、おかしくないのだ。
だが、廃墟ではなく、新築の如し。
これ、ピコマシーンがメンテナンスしていたりする。
ダンジョン区内の建造物、いや、物品は、劣化し難いコトが知られている。
むろん、ダンジョン区から持ち出すと、普通に劣化するのだが。
コレは、魔素が影響していると、考えられている。
まぁ、カラクリは不明ではあるのだが。
実際に、魔素と呼ばれる物は、ピコマシーンであり、そのピコマシーンが次元エネルギーを用いてメンテナンスしている。
だから、間違いではない。
事実を言い当ててはいるが、正確ではないだけだ。
そんな建屋の中には、何を考えていたのか、漫画部屋やゲーム部屋を備えた家も。
電気は、魔素充電器が備え付けられており、そこから供給されている。
水も地下水がポンプにて汲み上げられており、食料を持ち込めば生活可能な空間だ。
エアコンにて、室内は快適な温度に保たれており、本やゲーム機も劣化していない。
つまり、そんな本やゲームをしに、ココへ来ていたりする。
淳少年とっては、娯楽施設だと、言って良いであろう。
そのため時間がある場合、たまにダンジョン区へ潜り込んだりしていた。
この様な家は、他にも存在する。
映画館顔負けなシアターシステムを完備した家や、トレーニング施設が充実した家など。
実に様々な家が放置されている。
そんな家を探索し、楽しめる家をキープしては、楽しめる場としているのだった。




