なにやら応接室へと、中で校長と教頭が待っていたのだが、なに?
応接室へ入ると、座っていた校長と教頭が立ち上がり。
「良く帰って来たねぇ。
ちと遅かったみたいだが。
で、コレからの話しをしたいのだが。
その前に、ソチラの女性は?」
校長が告げると。
「私は魔素研究所の梓と申します。
なにやら、淳さんへ告げるようですが、念のために忠告てす。
淳さんは、国が保護する特別保護対象者となります。
彼への強制や利用するようなコトは、決して行わないように。
国家反逆罪あつかいとなりますので。
なお、彼の周りには、浮遊ドローンが浮遊し、常時映像を記録しております。
そのため、彼へ接触した際には、全て記録に残りますので。
それで、淳さんへ、なに用ですか?」
いや、校長と教頭が、真っ青に。
実は、彼を利用しての企みを、色々と画策していたりする。
まぁ、全てバレバレなのだが。
とは言え、大したコトではない。
彼を全面に出したアピールを行い、企業などからの支援金を。
一応は公立高校。
っと、言うか、大半の高校は公立であり、生徒から金は取れない。
国から運営費が回されるが、色々と足りないのが現状だ。
ゆえに、独自で金銭を得る試みが。
コレが、工業高校や、農業高校などならば、商品開発を生徒と共に行い、それを運用費に当てるコトも。
だが、普通の高校の場合、支給された予算内で賄わねばならない。
高校ともなれば、色々とイベント毎も。
学校の予算からの捻出は厳しく、寄付を募るが、これもなかなか。
そんな中、魔素適合者が。
それを利用しない手はない!
そう考えていたのだが。
そうそうに、それを防がれるコトに。
「あと、淳さんには、日曜日のみとなりますが、魔素研究所にて、ご協力いただくコトになりました。
コレに対し、学校側からアルバイト禁止などで口出しを禁じます。
国家プロジェクトですので」
唖然とした顔で、梓さんと淳少年を見る校長と教頭。
いや、担任もか。
そう話した後。
「それと、淳少年に対する支援の一つとし、この学校へ、魔素研究所から寄付や寄贈が行われます。
昨今の高校では、運営費削減にてヤリ繰りが厳しいのだとか?
コチラも、そうではないかと、室長からの提案となります。
淳少年には、充実した高校生活を送って頂きたく。
ですが、変に表に立たされ、煩わしい生活は、送って欲しくないのです。
それだけ、淳さんの存在が重要視されている訳なのです。
くれぐれも、下手なコトは、成されないように」
淡々と告げられているが、コトの重要性に気付き、さらに青くなっている。
扱いを間違えるとエライことになりそうである。




