さて、帰りますかね。ん?(あっ!)どうした!?(また、このルート、通るのかぁ!)そだねぇ。
食事を終え、軽い書類手続きを。
まぁ、最近は紙への記載よりま、タブレット入力が主になる。
住所や氏名などの入力は不用。
マイナンバーカード読み取りにより、自動で入力されるためだ。
ただ、顔認証および、静脈、網膜、指紋の認証が通る必要があるが。
つまり、この施設でないと行えない。
まぁ、個人情報が、直接登録され認証されるのだから、当然である。
とは言え、直接記入が不用となるため、書類手続きなのに処理は早い。
数分で全ての手続きが終わるのは、驚きであった。
まぁ、その様な手続きをしたコトのない淳少年は、気付いていないのだが。
そんな手続きも終わり、退館を。
来た時の道を逆に辿るように。
研究室を出ると、警備員が出迎えに。
来た時にエスコートしてくれた方とは、違う方が来ていた。
その方と梓さんが先導し、施設の外へと。
「ふぃ〜
物々しいなぁ。
まぁ、気楽に入られても、困るんでしょうけど」
淳少年が、少々疲れたように。
「まぁね。
ダンジョン関係の情報は、最上級機密ですから。
世界中で研究開発されているけど、日本ほど研究が進んでいる国はないですからね。
最初は、どの国も同じ位にしか、研究が進んでなったの。
それが近年になって、日本だけが抜きん出てるのよねぇ。
原因は分からないんだけど、プロテクトスーツやアタックスーツなんて、他国では実現できて無いですから。
だからこそ、他国からのスパイとかを、警戒しないとダメなんです」
「なるほど、だから、あれほどの警戒振りなんですね」
そんな話しをしつつ移動を。
来る時に乗った車へ。
二人が乗り込むと、自動運転にて、この淳少年が通う高校へと。
空を走るため、渋滞知らずである。
っと言うか、信号もなく、道もない。
上空にて、研究所から高校まで、一直線にて移動となる。
ゆえに速いコト、速いコト。
アッと言う間に、高校の上空へと。
気付いた生徒達が騒ぎ始め、教師に叱られている。
まぁ、最新式の自動車であり、一般には出回っていない品だ。
使用できるのは、政府関係者で許可された者だけである。
魔素研究所は国の施設であり、実は国としては上位施設扱いとなっている。
そのため、魔素研究所には数十台ほど、回されていたりする。
とは言え、その内の十数台は、研究開発ように、だが。
何せ、この車の重力制御や慣性中和などの技術は、魔素研究所にて齎された技術なのである。
まぁ、探索者が持ち帰った遺物を解析したので、一から研究開発した訳ではないのだが。
そんな珍しい車が、宙を飛んで来たのだ。
生徒が騒ぐのも仕方ないといえよう。




