さて、ウナギを食べようではないか!
食堂へ入り席へと。
淳少年とショタ室長の鰻重?
おや?
それは、櫃まぶし、っと言うヤツでは?
ただ、淳少年の方は、量がオカシイ。
普通の櫃まぶしは、個人サイズである。
当たり前か。
だが、淳少年の方は、普通サイズの櫃まぶしだ。
いや、十人前以上は有るんだが?
だが、食べ方を教わりながら、ペロリと平らげているんだが?
どんな胃袋しているのだろうか?
「いやぁ〜
食べると聞いていたから、冗談で用意させたんだけどね。
まさか、全て食べ切るとは。
フードファイターでも行けるんじゃないかな?」
ショタ室長が、感心したように。
「いやぁ、育ち盛りなもんで」
いやいや。
育ち盛りで、済まさないで貰いたい。
「あ、ココ、持ち込みも、大丈夫ですよね」
なんで、そんなコトを?
「弁当組も居るから、大丈夫だよ?」
室長も、不思議そうに。
「あー、良かった。
じゃあ、食べるかな」
「!?
はぁ!?
まだ、食べるのかねっ!!」
流石に驚いている。
いや、俺も驚いたのだが。
「いや、食べないと、弁当が傷みますから。
うん、コレコレ。
ウナギも美味いけど、ヤッパリ自分が作った弁当は美味い!
まぁ、自分が好きな料理が中心だから、当たり前か」
そう告げながら、美味そうに。
したら、それを見ていた室長が。
「美味そうだね。
僕にも味見させてくれないかな?」っと。
まぁ、それは、なぁ。
「ダメですよ」
そう言うわな。
「なんでだよ?
そんなに有るのにさ」
いや、拗ねないで貰いたい。
「だってコレ。
隣接地区産の食材使ってますからね。
隣接地区へ住んでいるような方以外には、毒ですが?
食べます?」
イキナリ爆弾発言です。
「はい?
そんなの食べて、大丈夫なのかね!?」
周りも引いているな。
それへ淳少年が。
「隣接地区へ、長年住んでいたら食べれるようになりますよ。
っと言うか、隣接地区産の食材は安いので、ウチみたいな家は普通に食べてますから。
僕なんかは、隣接地区産の食材じゃないと、満足できないんですよねぇ」
そんなコトを言いながら食べ進めている。
っと言うか、あっ、っと言う間に完食である。
いや、速くね?
「ふぅ、美味かったぁ〜
しかし、ウナギって、美味いモンなんですね。
初めて食べましたよ。
なにせウチは貧乏だから、コノ手の高級料理には縁が無かったですから。
う〜ん。
これ、隣接地区産のウナギだったら、もっと美味いのかなぁ?
高級ったら、スッポン?
隣接地区の溜池にいたよなぁ。
ウナギも居る、って聞いたコトあるし。
まぁ、素人には、無理か」
いや、調理できたら食べる気かな?
食べる気なんだろーなぁ。
遠い目。




