表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
5/23

重篤化を前提に話しを進めるのは、如何なものだろう?

続けて担任が。


「救急車も最近は有料だが、それも国が払う。

 さらに重篤化した責任として、国から一時金もな。

 まぁ、微々たる額だが。


 だが、病院へ行けばタダで治療して貰え、さらに金まで貰えるんだ。

 だから、絶対に我慢だけはするなよ?」


ヤケに念押しするが、それは少年の家庭環境を鑑みてである。

父親が事故で身罷り、母子家庭となっている。

そのため、経済的な余裕がないのだ。


(ウチは貧乏だからなぁ)


内心で溜め息を。


住まいはダンジョン区近くであり、地価が低い場所である。

そのため家賃は安い。


だが、そんな場所ゆえ、母親は魔素に犯され体調を崩しがちに。

まぁ、ダンジョン区に近い場所へ住まうなれば、魔素に犯される可能性が高くなる。


通常は忌避される場所なのだから、普通は人は住まないのだ。

だが、貧乏で家を借りるのも厳しい者もいる。

そのような者が、住み暮らす区域だとも言える場所だ。


だが、貧民区ではない。

治安は普通である。

何故ならば、問題がある者に対して、この地区は非常に厳しい場所だからだ。


この世界の者には知られてないが、魔素には意志がある。

まぁ、実態はピコマシーンなので、当然だが。


このピコマシーンなのだが、犯罪者の刑罰を行っていた種類も混ざっていたりする。

人の物を盗んだり、暴力を振るったり、騙したりと、刑法に触れないレベルでの行いも許さない。


ダンジョン区に近い場所は魔素濃度が他所より高く、そのため、魔素の影響を受け易い。

そんな場所で、魔素たるピコマシーンに悪き者と認定されると、五感劣化が発生し始めるのだ。


筋力が衰え、視力、嗅覚、聴覚、味覚が劣化していく。

終いには、骨さえも脆くなり、動けなくなり、最後は死に至る。


ヤクザなどの暴力組織や、外国の組織などなど。

あらゆる組織が潜り込み、壊滅。


今では犯罪組織どころか、素行不良な輩さえ近付かない地区となっていた。

ある意味では、日本で一番治安が良い場所とも言えよう。

住むのであれば。


確かに治安は良い。

だが、魔素濃度が高く、魔素に犯される危険性が高い場所。

好んで住まう場所ではないのだ。


それでも、家賃は通常の一割ともなれば、貧困家庭が住まうのも、仕方あるまい。


後、一番増えているのがピコマシーンだが、ナノマシーンや、フェムトマシーンに、アトマシーンも存在する。


特にフェムトマシーンはピコマシーンが、アトマシーンはフェムトマシーンが増産しており、より細やかな侵食が可能となったみたいである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ