ようやくアタックスーツの検証が、終わったみたいです。
検査と言う名のテストが完了する。
時刻は既に昼を回っており、淳少年は腹ペコだ。
「少年。
実に、実ぅにぃ、ご苦労だったね。
いやぁ。
本当に、良いデータが取れたよ。
昼食を用意させてあるからね。
鰻重だよ、鰻重!
老舗の鰻屋さんから、届けて貰ったヤツなんだ。
楽しんで行きなよ」
親指を立てウインクを。
地味にウザいのだが?
(ふぅ。
やっと終わったよ。
けど、結構楽しかったなぁ。
加減したのに、ヤケに力が出て焦ったけどね。
素早く動けたし、コレさぁ、漫画とかに出て来るパワードアーマじゃね?
っか、メタリックブルーに銀や黒の線や模様って、完全に厨二仕様だよね。
宇宙警察だったけ?
あんなんが纏ってる様なヤツなんだけど。
これで外を歩いたら、コスプレマニアが出歩いてる、って、絶対に思われるんじゃね?)
ハンガーへ向かうデッキへ設置された鏡にて、改めて自分の姿を確認し、そう思う淳少年。
小学生、いや、中学であろうと、この姿には興奮を覚えるだろう。
オレ、カッケー!などと。
まぁ、高校生でも、そう思う者は居るだろう。
だが。
(確かに興味あったし、格好良い、とは、思ったさ。
でもなぁ。
実際に纏った姿を鏡で見ると、厨二過ぎね?
コレさぁ、絶対に黒歴史案件だよね。
このデザインって、室長さんかな?)
ハンガーへ戻るとスタッフ達が集まり、淳少年からアタックスーツを外し始める。
先ずは頭部からだ。
まぁ、最後に装着した部位であるから、最初に外すのは当然であるが。
だが、頭部のアタックスーツを外すと、外部からの音がクリアに。
いや、外部音が遮断されていたため、生で聞こえるように。
「片山さん。
こんなコトまでさせて申し訳ありません」
梓さんが謝っている。
それへ淳少年が不思議そうに。
「なんで梓さんが謝るんです?
コレ、室長って呼ばれてるショタさんの指示ですよね?」
淳少年が告げると。
「ブッ。
ショタって。
まぁ、合法ロリのショタ版とも言えますか」
梓さんが、その様につげると。
「誰がショタかね?
コレでも37歳なんだけど」
などと。
「はい?
え?
いや、絶対に嘘ですよね!
どう見ても、小学生。
辛うじて中学生では?」
そう突っ込まれ。
「誰がじゃぁぁっ!」っと。
すると、全員から指を刺される、室長であった。
「こほん。
僕の容姿など、どうでも宜しい。
まぁ、梓君がデザインした、厨二病真っ青なデザインとなった、穿孔先活動服の着心地は、どうだったかね?」
まだ頭以外は、肩と腕しか外しておらず、身体は自由に動かせない。
なので、首を回して、思わず梓さんを見る、淳少年であった。




