室長からの提案!穿孔先活動服(アタックスーツ)を着てみないかね!
室長の提案に淳少年は戸惑いながら。
(確かさぁ、アニメなんかで出て来るパワードスーツみたいなヤツだよね。
実際に着れるなら、着てみたい、って思うのは、俺も男だからなぁ。
興味はあるんだよね)
そんなコトを。
むろん高校生にもなってヒーローに憧れる、なんてコトはない。
無いが。
アニメなどで観る装着スーツを纏うのが、実際に可能となるなれば、纏ってみたい、っと思うのも男には。
だから、つい。
「良いですよ。
着るだけで、危なくないんですよね?
それなら、興味もありますし」
そう告げてしまう。
それに梓さんがビックリして。
「えっ!
本気ですか!?
片山さん。
危険では無いですが、適合率が低いと、纏った侭で動けなくなります。
スーツへ閉じ込められるコトになりますが?」
まぁ、周りに人が居るため放置はないが、纏った侭で身動き一つ出来なくなる場合が。
鋳型に嵌められ、固定される感じか?
このストレスは結構なモノであり、人によってはトラウマになる場合もあるのだ。
「それって、危ないんですか?」
いまいち、分かってないようだ。
「怪我とかはしませんが、身動き出来ないのは、結構辛いかと。
むろん、そうなりましたら、即座に外へ出しますが」
そう梓さんが説明を。
逆に益々、何が問題か分からなくなる、淳少年であった。
「まぁ、ま。
本人もヤるって言ってるんだしさぁ。
それに、籠手を使った検査結果を鑑みて、間違いなく大丈夫だよ。
全く違和感なく着けて動かしてたしさ」
室長が、のほほ〜んと。
まぁ、淳少年の適合率なれば、今の技術力で造られるプロテクトスーツを纏い、動けなくなるコトはないが。
っと言うか、そもそもがプロテクトスーツを纏わずにダンジョンへ潜れるレベルなのだ。
そのような存在へ、プロテクトスーツは不用とも言える。
だが、防具としては逸品であり、身体支援システムによるアシストは、活動を補助してくれる。
昔懐かしの宇宙警察が着ていたプロテクトアーマみたいなノリでの活動も可能となるだろう。
まぁ、淳少年レベルの魔素適合率があれば、だが。
むろん、ソコまでの適合率があるとは、室長はじめ気付いていない。
肝心の淳少年もだ。
なので、気楽にアタックスーツ。
室長的には穿孔先活動服を纏う。
この装着だが、まずは下半身からの装着を。
っと、その前にトイレへ行かされている。
一度、装着すると、脱がすのが手間であり、咄嗟に脱着させるのは不可能だ。
そのため、長時間装着する場合、オムツが必須となる。
なかなかに、イヤな仕様であった。




