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淳少年は、トップバッターだったみたいですな。次が来たようで。

淳少年が部屋を出ると、職員に連れられた少女が。

彼女も魔素適合者である。


部屋へ入ると、淳少年と同じ様に説明が。

そして、机の上へ並べられた籠手を嵌めて行く。


机には五十個の籠手が並べられている。

机は五脚並べられ、一つの机に十個の籠手が。


少女は、三個目の籠手で手が動かせなくなった。

まぁ、普通だ。


少女が退室し、次に少年が。

彼は高校三年であり、去年も検査を行なっていた。


なかなか優秀であり、二十一個目にてリタイアとなる。

まぁ、年齢が上がる程に適合率も上昇する傾向があり、高校三年で優秀ならば、コレは有り得るレベルである。


ちなみに、先程な少女は高校一年生だ。


そんな感じで、次々に被験者が訪れる。

年齢は様々である。

ダンジョン探索者として働いている者も。


ダンジョンワーカーなれば、プロテクトスーツの性能に拘りはない。

台車へ魔素バッテリーを乗せ、ダンジョンとダンジョン区を行き来するだけだからだ。


ちなみに、ダンジョン区へ運び出した魔素バッテリーは、職員が外まで持ち出す。

また、充填前のバッテリーを、保管庫へ運ぶのも職員である。


そのために、職員が着用する魔素防護服を開発しているのだから。


だが、ダンジョン探索者にとっては、プロテクトスーツは生命線であり、探索範囲を広げるためのツールである。


ダンジョンと呼ばれてはいるが、崩壊した他次元に存在した世界の連なりであり、重なりである。


モンスターなどは、別に居ない。

だが、他次元世界へ住んでいた生き物の生き残りは居る。


テリトリーへ入らず、チョッカイ掛けなければ、大概は襲われない。


だが、飢えていたり、機嫌が悪い場合など、理不尽に襲って来る場合も。


まぁ、地球でも野生生物に出会ったら、似たようなコトになるだろう。

別に、ダンジョンだから、ではない。


だが、遺跡などに入り込む生き物は多い。

何故ならば、元が住み易いように整えられた場所だからだ。

ゆえに、崩落しても動物の住処には最適だったりする。


そんな遺跡には、滅んだ文明の機器や道具など。

資料になる物でも良い。


ソレらを持ち帰れば、政府が高値で買い取るからだ。

以前は買い叩くため、探索者の成り手は少なかった。


だが、ある時期から改善され始めている。

世には知らされていないが、ダンジョン関係で甘い汁を吸ったり、ダンジョンに不利益となるコトをしていた者、それに関連した者が、一族郎党全て謎の病で。


政治家、官僚、役人、暴力組織、宗教団体などなど。

関連性は最初見えなかったが、ダンジョン関連と知れて、人々は恐怖を。


まぁ、ソレから劇的に改善されたみたいだ。

誰でも命は惜しいとみえる。

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