ようやく、目的地へと、辿り着いたみたいですね。
梓さんが人差し指にて指紋認証を行い、認証システムをアクティベートに。
それで使用可能となったため、淳少年がカードをカードリーダーへ翳す。
その後で静脈認証を。
一度行っているため、スムーズに行えている。
ドアの鍵が解除され、ドアが左右にスライド。
すると警備の方が。
「では、私はコレで」
そう告げ、軽く敬礼した後で踵を返す。
カツカツち靴の音を響かせながら、警備員が去って行った。
「あれ?
帰って行きましたけど?」
不思議そうに尋ねると。
「彼には、ココから先へ進む権限は与えられていなあの。
この先には、別の警備員が配置されてるわね。
それより、中で待っていて貰えるかな?」
あまり長時間入らないと、ドアが閉まってしまう。
その前に、淳少年を中へと。
直ぐに梓さんも、ドアを解除して前室へ。
淳少年と合流し、指認証にて認証システムをアクティベートへ。
次は網膜認証だ。
カードをカードリーダーへ翳した後、網膜認証を行い、ロック解除を。
淳少年を先へ行かし、梓さんが認証を経て続く。
扉を潜った先は受付だった。
まぁ、人は居ないが。
本来は職員が施設入り口まで迎えに行く事はない。
警備員にココまでエスコートされ、自分で前室を通った後に、この受付にて相手へ連絡を。
それにより迎えが来て、先へ進める形である。
この度は梓さんが同行しているため、スムーズに移動が。
まぁ、その為に同行しているのだが。
「コチラへ」
そう告げて、部屋の先へと。
当然の様に、カードでロック解除しないて進めない。
まぁ、先程までと違い、一人が解除しての共連れは可能みたいだが。
それで進んだ先には机の上へ様々な籠手が。
番号が振られた札が、机に貼られている。
そんな机の前に向かうと、梓さんが。
「この籠手は、プロテクトスーツの一部となります。
手前から旧式の籠手なのですが、新型になる程に、魔素適合率が高くないと、装着しても動かせなくなります。
現在の技術では、このプロテクトスーツを動かせる範囲でしか、魔素適合率を視覚的に判別する術がないのです。
ですが、部分的とは言え、プロテクトスーツを安易に外部へ持ち出すコトは禁じられております。
ゆえに、ご足労いただいた訳ですね。
では、手前の籠手から着けてみて下さい」
そう促され、籠手を着ける。
(えらいアナログだなぁ)っと、思いつつ。
最初の籠手を嵌めるが、違和感はない。
指も違和感なく動かせた。
そんな感じで、次々に。
最初は単に見守っていた梓さんだが、淳が全ての籠手を嵌めれたコトで顔色が変わる。
まぁ、誰も扱えてないタイプを難なく扱っていたのだから、当然であろう。




