一夜明けて登校です。ありゃ?校門に。
一夜明け、淳少年は学校へと。
むろん、喫茶店で働いた後だ。
なんとも勤勉なコトである。
ちなみに、昨夜の淳少年が食べた夕食は、角煮丼である。
むろん煮卵入り。
コレにサラダとスープが。
スープはパスタに合わせてあるため、味噌汁では無かったが。
家事の掃除や洗濯に買い出しなどは、母がしている。
他の雑務もだ。
だが、料理だけは魔素の関係があるため、淳少年が担当である。
まぁ、好きで作ってもいるため、苦にはならないが。
とは言え、昨夜の喫茶店みたいに、大量に作るのは嫌みたいだが。
って言うか、今朝も客が増えていたりする。
正直、辟易、っと、言った感じな淳少年であった。
で、何時もより遅れて学校へ着く。
とは言え、まだ早い時間帯だが。
だが、校門へ着くと、担任が門前で待っていた。
(ありゃっ。
確か研究所から人が来るんだったけか?)
朝、校門で待って居る、そう担任が淳少年へ告げていた。
まぁ、登校時間は告げていたが、前後する場合もあるとも、告げてはいた。
なので、少々遅れているが、問題あるまい。
「お、来たか」
「はい、おはようございます。
で、その方が?」
担任へ尋ねると。
「ああ、国立研究所の梓さんだ。
今日は授業へ出ずに、梓さんに着いて行ってくれ。
公休扱いになるからな。
授業内容については各授業担当の先生が、授業内容を纏めてくれる。
コレは規定として取り決められているコトだ。
だから気にしなくて良いからな」
担任が、そんなコトを。
(それってさぁ。
その資料を使って、自己学習しろ、って、コトだよね。
酷くね?)
どうやらサボらせては、貰えないみたいである。
そんな遣り取りを苦笑いしながら見ていた職員が。
「初めまして。
国立魔素研究機関「マナラボ」所属の梓と申します。
今日は魔素適合率の高い方へ、「ダン服」、通称「プロテクトスーツ」の着用を試して頂きます。
一般では「パワードスーツ」と呼ばれているみたいですが」
(マジかぁ!
テレビで見たけど、あのSFアニメに出てきそうなヤツだよな!
カッケーから、着てみたかったんだよ。
男なら、憧れるよな、アレ!)
ふむ。
どうやら淳少年には好評なようである。
ちなみに「ダンジョン防護服」略して「ダン服」の歴史は長い。
実はダンジョン発生時には、魔素被害は無かった。
そのため、軽装でダンジョンへ入れた時期もあったのだ。
だが、徐々に魔素濃度が。
これ、ピコマシーンのせいだが、正確にはピコマシーンの動力エネルギーたる次元エネルギーの問題だったりする。
その影響が出始め、作られ始めたのが「ダン服」だ。
最初は宇宙機みたいな無骨な代物だったのだが、今ではアニメのパワードスーツみたいな見た目に。
なかなか、男心を擽るビジュアルであった。




