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淳少年、客入りに不機嫌そうです。(これ、全員分、俺が作るのかよっ!)

好奇心て来たとしても、客は客てある。

最初は普通に注文しようと。


だが、常連客に止められる。

淳が来るまで待てと。


正直、意味が分からない。


高校一年の彼が調理するとは、新規客は思って無かったからである。

実は淳だが、小学五年から厨房に立っている。


この喫茶店は、元は自動託児所として機能していた経緯がある。

っと言うのも、元々在った児童託児所の大半が、ダンジョン区域へ飲み込まれ、残った託児所はココら辺から通える距離に無かったのである。


そのため、この喫茶店みたいに、地域の飲食店が託児所代わりを。

淳は、そんな託児所代わりになったココへ預けられていたのだ。


むろん、最初は店の手伝いなどはしていなかった。

だが、学校の宿題などは、魔素適合率が普通より高い淳は、三十分も掛からずに終えてしまう。


他の子を教えてもいたが、簡単に教え過ぎると、考える力が付かないと止められる。

そうなると暇になる訳で。


なので、皿洗いなどの手伝いを。


お駄賃は、ケーキや軽食である。

当時は、今よりは適合率が低く、マスターが作る料理で体調を崩すコトも。


なので、自分の賄いは自分で作るように。

その頃には、自分に合った魔素量が、なんとなく分かったため、身体に合った料理やデザートを。


それは小学三年の夏頃からの話なのだが、その頃から魔素適合率が劇的に上がっていたりする。


全世界に日本ほど魔素適合率が高い者が住まう地域はない。

それは、ダンジョン区隣接地域にて食料生産している国が、日本のみだからだ。


そして、そんな環境にて生産された食材は、隣接地域外へ出回るコトはない。

だが、隣接地域へ住まう者は、普通に食べていたりする。


その関係で、魔素適合者は、日本において結構な人数に。

まぁ、海外に比べてだが。


だが、淳クラスの者は、皆無だったりする。

その原因が、この淳料理だったりする。


魔素が含まれる食材は、生き物には毒である。

ただ、魔素が含まれない食材と混ぜ調理するコトで、料理としての魔素含有量を減らせたりする。


そのため隣接地域では、外の食材と隣接地域産を混ぜて食べられているのだ。

だが、大概は安い隣接地域産が多用され、魔素含有量が高い物になる。


それが隣接地域へ住まう者が体調を崩す原因となっていた。


だが淳は、自分に合った魔素含有量になるよう調整し料理を。

ソレを小学生の頃からである。


コレが、淳の魔素適合率が高い秘密だったりする。


そんな淳が作る料理は絶品である。

まぁ、魔素を含む食材自体が美味いのだが、小学三年から調理し続けているのだ。

腕も確かなのである。

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