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喫茶店へ来てみると、エライ繁盛しているのだけど?

スーパーを出て喫茶店へと。

何時もは手ぶらだが、今日はスポーツバッグ持参となる。


「ちわー

 ちと、遅くなりましたぁ!」


そう言いながら、裏口なら中へと。

まぁ、その前にマスターの自宅へ寄り、角煮が入ったタッパーを奥さんへ渡しているのだが。


下手に喫茶店でマスターへ渡すと、見た客達が騒ぐだろう。

だから迂闊なコトをせずに、渡してから喫茶店へ。


店へ入ると何時ものルーティンへと。

同学年の女子三人は、何時もの様に来ている。


だが、今日は中学のメンバーや高校の上級生に大学生までが。

しかも女子だけでなく、男子まで居る。


この時間帯なのに満席状態だ。


「はい?

 今日は、エライ盛況ですね。

 まぁ、この曜日に顔出すメンバーは、何時も通りですが」


淳が、そのように告げると。


「いや、お前が魔素検査をクリアした話しが出回ったらしいんだよ。

 それで、一目見ようと来ているみたいだな。

 まぁ、隣接地域外の方々には、お帰り願ったが」


それは、そうであろう。

正直言って、この近辺の店は、隣接地域特化の店ばかりである。


外部の人間が飲食店で食すと体調を崩す。

下手したら死に至る場合も。


そのため、隣接地域外の方、お断りの看板まで出しているのだ。

初見の客には、地域外の方はお断りであり、体調を崩しても責任は免除されている旨を告げる。


コレは法律で正式に決まっており、嘘を吐いて食したりして体調を崩しても、自己責任となる。

っと言うか、地域内の人間でもだ。


ただ、地域内の者が常に体調を崩すような料理を出す店は潰れるが。

客もバカではない。

そんな店については、直ぐに周知される。


口コミもだが、SNSなどで拡散される時代。

そんな情報は、即座に行き渡るため、潰れるのも早い。


だが、デマは出回らない。

いや、昔はイタズラで書き込んだ者も居た。

居たが、即座に消え、噂が嘘と即座に周知されたのだ。


で、書き込んだ者は全て身罷っている。

ピコマシーンによる制裁である。


そんなイタズラ程度で?

そんな考えは、ピコマシーンには通じない。

何せマシーンである。


白か黒であり、その基準もピコマシーン独自のモノ。

人に忖度するコトなどありえない。


ゆえに、隣接地域では、イタズラ一つが命懸けだったりする。

悪質なイタズラを行えば、それが子供でも死に至るのだがら。


まぁ、地域外と言っても隣接地域に近い場所に住んでいる者しか来ていない。

日本に存在するダンジョンとその隣接地域は限られており、大半は無関係に過ごしている。


そんな者は、ダンジョン区隣接地域へ近付くだけで体調を崩すため近寄れないのだ。

だから、純粋に魔素に関わらない者が、この店へ近くことはないのである。

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