再試験
裁判の後無罪判決が出て晴れて解放された、あの試験に参加していた参加者とその家族などはギルドや組合を訴えかなりの激戦となった様だが敗訴、ギルド側は事前に知らせていた「当試験において志願者が怪我又は死亡した場合冒険者ギルドとその関連する全ての組合、組織は責任を一切追わないものとする」という契約を盾にしたらしい、まぁどうせ裏でなんかしたんだろうけど、だけどギルド側もこれはギルドの信頼問題になると思ったのか参加者や亡くなってしまった参加者の遺族に対して大量の慰謝料や何やらを払ったらしいが半ば無理矢理だった様だが、そして試験官になれる条件を増やし難しくした様だ、そして参加者には無償で冒険者になる資格が与えられランク付けするためにもう一回試験をやり直すことにしたらしいがこれは任意参加らしい、僕はできるだけ高いランクから始めたいから再試験を受けることにする
そして今日はその再試験当日
ノークン(いやぁ、来るとは思ったけど二審、三審もするとは…しかも試験官の家族の顔クッソ怖かったし、それに三審の時飛びかかってきたからガチヤバかった、僕殺されないよね?)
ガチャ
ノークン(このギルド久しぶりだな、センとギルはいるかな?…う〜ん居なさそうだね、このギルドじゃないのかな?それとも参加しないのか、そういえば師匠とかなんとかいるって言ってたからもしかしたら師匠から止められたのかな?)
受付「ご要件は何ですか?」
ノークン「再試験を受けに来ました」
受付「あ、あぁ…成る程、わかりました、ではこちらに」
ノークン(なんかすごい反応されたな、なんか同情というか、可哀想な子をみる目というか…はぁ)
受付「こちらへお入りください」
ノークン「わかりました」
ガチャ
ノークン(床に魔法陣…星型多角形陣…召喚魔法の刻印もないから転移魔法か?)
「貴方が再試験の参加者ですね?」
ノークン「ッ!?な、なんだお前ッ!いつからそこに!?」
「はじめっからここにいましたが…まぁいいんです、私、影薄いので…」
ノークン「え、あ、いや、でも……いやなんでもないです」
ノークン(影薄いで僕の感知に引っかかんない訳がない…本当に何者だ?能力か?)
ロンブル「コホッでは始めましょう、私はロンブル・エ・マンスと言います、まぁ試験規則の説明係みたいなものです、試験の規則の内容自体は変わりませんが説明しておきますか?」
ノークン「いや、大丈夫かな」
ロンブル「わかりました、では転移します」
ピカッ
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ノークン(ここが試験会場?なんか真っ白だな…あ、ちょっと遠いけどセンとギルの魔力を感じる、来てたんだ)
「ちょっといいですか?」
ノークン「はい?」
「私は第一試験の試験官なのですが念の為お名前をお聞きしても?」
ノークン「ノークン・ツェアードです」
「ありがとうございます、あとこれに少し魔力を込めてもらっても?」
ノークン「はい」
「…大丈夫ですね、ありがとうございます、ではこれをどうぞ無くしたり破ったりしないでくださいね、試験開始までもう少しあるので少しお待ちください」
ノークン「わかりました」
ノークン(なんだ?この紙、戦火のネックレス?下にかいてあるのがその戦火のネックレスってやつか?若干の魔痕を感じる、魔法だな転写魔法の類だな…これがなんなんだ?)
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数分後
ノークン(にしても人、減ったなぁ…まぁそれもそうか死んだ人もいるだろうし、それにこの試験に参加しなくても冒険者にはなれるからなぁ、それに大量の慰謝料を貰ってるからなる意味もあんまりないだろうし当然っちゃ当然だが)
セン「あ、ノークンさん!」
ノークン「あ、セン・ギル来たんだね」
ギル「はい、師匠が再試験もしてこいって」
ノークン「成る程、今回はまともだといいね」
セン「はい!」
ギル「ノークンさん捕まったって聞いたんですけど何したんですか?」
ノークン「捕まったとは失礼な、確かに捕まりはしたけど冤罪さ、僕がそんなことするような奴に見えるかい?」
セン「まだほんの数日しかいた事のないのであんまり言えませんがノークンさんってところどころ常識がないっていうか…欠けてるっていうか…」
ギル「えぇ、まぁ控えめに言って頭のネジ飛んでるまでは行かないですけど欠けてるか緩んでますよ」
ノークン「本当に失礼だね!!」
「全員揃いましたので一次試験の説明をしていきます」
そんなことを話しているとそう声が聞こえてくる
ドワード「私は第一試験の試験官、ドワードと申します、以後お見知りおきを、それでは説明していきます、まず第一試験の会場は迷宮です、そして皆さんにはその迷宮で宝探しをしてもらいます、事前に渡した紙がありますね?それが皆さんに探してもらう宝です、宝は宝箱に入っていますので安心してください、迷宮は迷路になっているので見つけたら出口を探しそこから出てください、以上が第一試験の内容となっております、質問はありますか?」
…
ドワード「無いですね?では始めます」
試験官が手を動かすと、突然として真っ白な床が動き出しセン、ギル、僕は離れ離れとなってしまった、だが感知を見る限り全員がそうなっているらしい
そして床から壁が生えてきて天井が閉まる
ノークン「…ここが迷宮か?」
周りを観察すると石で作られておりその石からは苔が生えていてまさにザ・ダンジョンといったような場所だった
ノークン「そして僕の後ろにいるのは魔物か?」
通信虫、ドワード「あ、あぁ〜、聞こえますでしょうか?私はドワードです、まぁ皆さんがなんと言おうが特定の言葉以外は私には伝わらいんですが…皆さん混乱しているところでしょうがそこが第一試験の迷宮です、そしてこれは通信虫、これで皆さんを観ているのです、魔物ではないので攻撃しないでくださいね、基本的にこれは言葉は聞こえないのですが特定の言葉は聞こえるようにしています、それを使うのは決闘の時です、決闘をする際には決闘をする宣言をしてください、宣言は常識的に考えて伝わるものなら大丈夫です、「これから〇〇と決闘します」とかでも勿論大丈夫です、では以上です皆さん頑張ってください」
ノークン「成る程ね、じゃあ始めるか!」




