冒険者試験終了
遅れて大変申し訳ございません、言い訳はしません
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コックリ「来ないならこっちから行かせて貰いますよッ!」
その言葉を空に残し二次試験官は消えた
ノークン(なッ何処にッ!?)
ドゴォッ!
そう思った瞬間、後ろからそんな音が聞こえてきた、後ろを振り返るとさっきまで僕の後ろに居た人が消えていて変わりに試験官が居た、そして試験官がこっちを向き消えた
ノークン「ッ!」
ガキィィン
いつの間にかノークンの目の前におり試験官の拳が眼前で結界により阻まれていた
ノークンは咄嗟に下がっていた、結界が阻んだと分かっていても試験官の拳からの気迫がノークンの思考を歪ませた
「ッ!気をつけろッ!その方は現人神だ!油断したら殺されッぞッ!!」
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単人族や魔人族、亜人族等の人類には存在階級が存在する大きく分けて人間、超人、仙人、天人、現人神の計五個である
人間…そこら辺にいる一般人や低級冒険者等が該当
超人…低級の上位冒険者から中級の下位冒険者が該当する
仙人…中級の冒険者並、またエルフの成人時の強さに該当
天人…上級冒険者がここに該当
現人神…神級の人智を超えた者だけがなれる階級、ノークンも魔法や能力だけならここに該当
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ノークン(マジか…ッ!)
ドゴォ
また1人やられた瞬間転移を発動し残っているもう一人と背中合わせの状態でいつでも魔法を展開できるよう構える
「捉えられるか?」
ノークン「感知なら、目視じゃ無理だ」
「魔法使いだろ?相手今結構油断してるから魔法当てられないか?」
ノークン「できないことはないが何せ相手が速すぎる、追跡してもあたる頃には威力が減衰しちゃってる現人神には通用しないし魔力弾や光線なんか当てようとしてもかなり高度な偏差撃ちの能力が必要になる、残念だけど僕にはあんな速さを偏差撃ちできる能力は持ち合わせてない」
「そんな追跡だか偏差撃ちだかちゃっちぃことは聞いてない、やれるだろ?この空間全範囲消し飛ばすことのできる高威力の大規模殲滅魔法」
ノークン「正気か?死ぬよ?」
「お前が俺に結界張ってくれればそれで済むだろ」
ノークン「君、隔離結界程度使えるでしょ?というか使ってたよね?」
「なぁんだわかっていたのか」
ノークン「舐めないでほしいね?」
「まぁそんなことはいい、相手がお遊びだとおもっている今の内にやってくれ」
ノークン(大規模殲滅魔法か…じゃあこれかな現人神に丁度いい)
重力崩壊:瞬間魔力放出超爆発
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コックリ(まだ攻撃してこないんですかね、まぁ期待外れだったってことでしょう、じゃあそろそろやりますか)
ピカッ
そうコックリが考えていた瞬間、ノークンの方向から眩い光が射してきた
瞬間魔力放出超爆発それは世界大戦時に対神用に人類が発明した魔法、その作られた経緯から神殺しの魔法とも言われ、その破壊力は最低でも世界を破壊し使用者によっては全世界を破壊可能に加え、人によっては魂を破壊する式も加えられている、世界大戦から数世紀が経過した今でも全大規模殲滅魔法の頂点に位置する
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ノークン「……流石の現人神だね」
「やれてないのか?」
ノークン「まぁ、殺しちゃったら不味いからこれで大丈夫なんだけど…」
コックリ「いやぁ、凄いですね!」パチパチ
ノークン(ウオッいつの間に…にしても傷一つ付いてないとは…)
コックリ「これで試験は終わりですので構えなくて大丈夫ですよ、にしてもこの時代アレを使える魔法使いが居るとはッ!感激のあまり泣きそうですよ」
ノークン「?上位の魔法使いなら使える奴はザラに居ると思いますが」
コックリ「私の使えるとは使いこなせるって意味ですからね、使えても使いこなせなきゃ意味はないと思ってますので、これで一応は試験は終わりです、結果は1週間からお伝え可能です、どういたしますか?」
ノークン「じゃあ僕は1週間後に」
「俺もそうしようかな」
コックリ「わかりました、結果発表の際はお迎えに行きます、空いてる時間はありますか?」
ノークン「9時ぐらいで」
「13時でお願いします」
コックリ「わかりました、あちらの扉からお帰りください」
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そして1週間後
ノークン「さて、そろそろ来るはずなんだけど…」
コンコンコン
宿の人「ツェアード様、お客さんが来ております」
ノークン「今行きます」
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「ノークンさんでお間違えないですね?」
ノークン「はい」
「すいませんが魔痕検査をしても大丈夫ですか?」
ノークン「大丈夫です」
それから検査を一通り受け大丈夫だと判断され転移にて結果が発表されるであろう部屋に移された
「少々お待ちください」
ノークン(結構時間かかったなぁ、全員にこんなことしてるのか?…いやそれはないか)
コンコンコン
ガチャ
ノックをし入って来たのは若い男性
ラスヒ「結構を発表させていただきます、ラスヒと申します、これから結果を発表しますが大丈夫ですか?」
ノークン「はい、大丈夫です」
ラスヒ「では、ノークン・ツェアードさん、我々冒険者ギルド及び関連する組合は貴方のことを一人の冒険者として迎え入れると共に貴方を第一級冒険者、上位S級冒険者になることを認めます、おめでとうございます」
ノークン「ありがとうございます」
ラスヒ「それではこれが貴方の冒険者認証書となります、間違っているところがないか確認していただけますか?」
ノークン「…はい、大丈夫です」
ラスヒ「それではこれにて発表を終わりますがこの後頂点が会いたいとのことで大丈夫ですか?」
ノークン「はい、大丈夫です」
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コックリ「1週間ぶりですね、体調の方は大丈夫ですか?」
ノークン「はい、特に変わりは」
コックリ「それはよかったです、それで話なんですけど、貴方の能力のことです」
ノークン(やっぱりかぁ…)
コックリ「貴方の能力時の旅人と言いましたか、なんでもタイムワープ…時を越えられるようで、いい能力ですねぇ、私もできることなら若々しい時に戻りたいものです」
ノークン「ありがとうございます」
コックリ「そこでなんですけど、もしよければ未来の話、聞かせてくれませんか?」
ノークン「すいませんがお断りさせていただきます」
コックリ「そうですよね、一応理由をお聞かせ願いますか?」
ノークン「色々とありますけど言ってしまうなら、僕の知っている未来はこの世界の未来とは限らないからです」
コックリ「ほう?」
ノークン「僕の能力、さっきおっしゃられましたが簡単に言ってしまえばタイムワープなんですよね、過去、未来に行ける能力、なんですけど実はもう一つおまけというかなんかがありまして」
コックリ「おまけ…」
ノークン「それが分岐点前に行けば色々な並行世界に行けるというもの、つまるところ並行世界限定の異世界転移ですね、僕は基本的にこの能力を使っています、変に過去に行って歴史を変えてしまう訳にもいきませんからね、ですから僕は元々並行世界とは言え異世界の住人なんですよ」
コックリ「成る程、この世界と元々ノークンさんが居た世界とでは未来が違う可能性があると」
ノークン「そういうことです」
コックリ「わかりました、では諦めるしかなさそうですね、すいませんこのような話を」
ノークン「いえいえ、大丈夫ですよ、貴方の立場なら知りたくなるのも分かります」
コックリ「ありがとうございます、では今日は以上になります、今後ともお気をつけてくださいね」
ノークン「ありがとうございます」
その後転移で帰して貰いその日は終わった




