パンチラ披露?
「なっ何よあんた!」
振り解こうと身をよじるが、2mを軽く越えるであろう筋肉むきむきの男の腕はビクともしない。
キャロルの自由が奪われた状況にホッと胸を撫で下ろすと、ゴールドは彼女の顔に顔を近づけ、クルリと丸まった髭を指先で整えた。
「キャロリン。ユーがミーから単独行動したんざましょ?自業自得ざぁますよ」
「何ですってぇ! あんたが私を突き飛ばして…ちょっとあんたらは何なのよ!」
ゴールドの周りを囲むチンピラ狩人たちは酒をがぶがぶと飲みながらキャロルの全身を眺め回している。
酒場の客達も遠目で見ているだけで彼らに割って入ろうとはしない。
「キャァロリィン。この世の中所詮はマニーなんざぁますよ」
顔から胸の谷間に視線を移動させながら、ゴールドがわきわきとその豊満な胸に手を差し伸べようとした時…
「マニーって何だぁ?!! 金か?! 金のことか?! あんたの言葉訳わかんないのよ!!!」
股間にキャロルの脚線美が炸裂し、ゴールドはそのまま見事に仲間達が酒を酌み交わすテーブルに吹っ飛んだ。
「ノオォォォォォォン! な、何て足癖の悪いウーメンざぁますか」
テーブルの上で呻きながらゴールドの瞳から涙が溢れ出した。
「この玉無し野郎が! 女を犠牲に逃げるなんて! あんたは狩人以前に男である資格もないわ!」
「げっ・・・下品なウーメンざますね! 礼儀を教えてやるざます!」
その言葉を合図にキャロルの腕を押さえていた大男が彼女の体を投げ飛ばした。
「なっちょっ!」
投げ出されるようになったキャロルの足が、数歩進んだ所でもつれ、バランスを崩す。
(ヤバイ!この体制で転んだら)
こんな男達の前でパンチラを披露することになってしまう。
必死で留まろうとした時、不意に扉が開かれ、キャロルの身体は倒れる事無くその人物に受け止められていた。




