↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オッドアイメイド ーノリの軽い神のせいで異世界行ったら最強になりましたー  作者: Aira.
第三章 白竜。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
43/44

メイド、魔族と出会う

「あ、これ道中にいっぱいいたやつやん。これな、ルナちゃんが焼くと中身がエビみたいで結構美味しいんやで!」

「美味しいかどうかは別として、あなたたちは一体どんな『道中』を通ってこの国に来たんですか……」

絶句するスイを尻目に、フェリシアは「詳しい話はおっちゃんに聞いてや」と笑いながら、手際よく記録を書き足していった。

「あ……へ、へぇぇ〜……」

有能なはずの記録係・スイが、生まれて初めて「自分の常識が通じない恐怖」を味わったような顔で立ち尽くしていた。

なんだかんだで、一行は目標の三十層へとたどり着いた。

「……やっと、これで終わりですね。私、もう精神的に限界です……」

スイは頬がこけ、今にも倒れそうなほどげっそりしている。

「なんでや? ルナリスが魔物全部倒してくれるから、うちら無傷で安全やろ?」

「いえ……そういう次元の話じゃないんですよ」

常識を粉砕され続けたスイが力なく首を振る。

「あと、ニコ! さっきからずっとサボっていましたね」

「いや、サボりたくてサボってるんじゃねえ! あたしが槍を構えた瞬間に、獲物が一瞬で灰になるんだよ。入る隙間なんてミリもねえだろ!」

「……はぁ。まあ、今回は不慮の事故ルナリスということで、不問にしましょう」

スイが深い溜息をつき、調査終了のサインを出そうとしたその時。

ダンジョンの床から、どろりと這い上がるような「黒い影」が浮かび上がった。

「え? なに、これ……!?」

フェリシアの叫びと共に、全員が武器を構える。

影は凝縮され、一人の男の姿を形作った。

「ハッハッハ! お前ら、いい困惑ぶりだな。……俺の名前はユリウス。このダンジョンの魔物大量発生を引き起こした張本人――『魔族』の一人だ」

男は不気味な笑みを浮かべ、ルナリスの顔をまじまじと見つめた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。