みなさぁ〜ん、番外編ですよぉ〜!
(今日は少し街が暗いな。 雲は空の5分の2くらいしか覆ってないのに…)
そう思いながら、ベンチで昼ご飯のラーメンを一口食べた。
ーー皆様に朗報です。
前に「ラーメン」という食べものはないと言っていましたが、あれは真っ赤な嘘でした。 普通に市場にある人気店でした。
二口目を食べた瞬間、一気に街から人が消え、いつの間にか空には雲が厚く全体に覆いかぶさっていた。
「え? え? 何? 何? 人? 人は? ドッキリ? ドッキリ?」
パニックになりながら振り向いた瞬間、誰かが私めがけてウォータージェットを放った。
そのウォータージェットがラーメンに当たって、地面に落ちた。
「ちっ、心臓を外したか。」
「あぁ…。」
暗くて顔はよくわからないが、角が生えている。
「俺は悪魔・グリモワール。 お前、死ーー」
「お前、よくも私の昼ご飯を! これ、高かったんだぞ! 光属性、スター・ステラ!」
ルナリスは、悪魔・グリモワールの言葉を遮った。 そして、目にたっぷり涙をためながら叫ぶように魔法を発動した。
「え…、え…、あ…、そういうパターンなの…? まぁ、そんな終わり方もあるよね…。」
ルナリスは、角の生えた動物をアイテムボックスの中に入れた。
そうすると、いつの間にか人は街に戻っていた。
「ありがとうございます。 ギルマスが今日誕生日なので、受付嬢たちからの誕プレにします。 最近残業がひどいので。」
ギルドの受付嬢さんがギルマスがいる2階を睨みながら言った。
「あはははは…、あははははは…。」
(笑う以外の方法がない…)
私の笑い声が、ギルド中に響き渡った。




