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メイド、豪華の二文字を知る。
定期テスト⋯⋯。
「明後日、よろしくお願いします」
受付嬢さんに見送られ、私たちはギルドの隣にある宿へと向かった。
人の気配はあまりなく、受付には誰もいない。
(ここの受付の人も、あのギルドの仕事を手伝わされてるのかな……)
そんなことを考えつつ、長い長い階段を登り、二階に到着した。
「二百十五号室、二百十六号室、二百十七号室……二百二十二号室! ここや!」
フェリシアの声が響き、ドアが開けられる。
中に入ると、そこは前に泊まっていた宿の五倍はある豪華なスイートルームだった。
広いリビング、そして立派なテーブル!
「すごっ! 完全に貴族の生活やん、これ!」
「……貴族はもっと、これの何倍も高価な部屋に住んでるよ」
はしゃぐフェリシアに思わずツッコミを入れる。
「あ、新しい人たちか」
「少し賑やかになって、いいんじゃないですか?」
隣の部屋のドアから出てきたのは、二人の女の子だった――。




