メイド、ギルドに到着する。
「お、ちょうど目的地だ。遠いところまで乗ってくれて、ありがとうな。退屈しねえ道中だったよ」
「いえいえ、こちらこそ色々とありがとうございました」
馬車が停まったのは、どこか殺伐とした空気が漂う、インフィニア王国のギルド前。
て発した。
(アスラルキアは私達が住んでいる国の名前でしょ? GFってなんだろう?)
って思っているうちに、中から顔色が少し悪い受付嬢さんが出てきた。
「お待ちしておりました! アスラルキアからお越しの、シエル・エトワール様ですね。
詳しい話は中で話しますので、どうぞお入りください。」
中に入ると、いつもいっているギルドとは違うレンガ造りの建物。
人はものすごくガラっとしている。
「こちらにお座りください。」
案内されたのは、応接室。 テーブルが高級そうな木で、ちょっと緊張する。
「最近、このインフィニア王国はダンジョン内での魔物被害に悩まされております。
その階層には出ないはずの魔物が出てきたりしていて、ダンジョン内に入ろうとするパーティーもおらず……。 ということで、シエル・エトワール様には内部の調査書をお願い致します。
内部に入るときは、必ず2つのパーティーで入ることを徹底してください。
そして、通常いるはずである魔物を記載した本もあるので、お貸しいたします。」
私は、その本を緊張感のある手で受け取った。
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