メイド、家に帰る
異世界ビンゴも読んでください……!
『異世界ビンゴ! 〜3ビンゴするまで帰れません!〜
https://ncode.syosetu.com/n7813lq/』
「ごちそうさまでした!」
「それじゃあ、帰ろうか」
フェリシアがハンバーグを最後の一口まで綺麗に平らげたのを確認して、私たちは席を立った。
「オーナー、美味しかったよ。またね」
「はい、ありがとうございました! またお待ちしてます!」
私は少し手を振って、活気溢れる店を後にした。夜風が火照った頬に心地いい。
「……なぁ、ルナリス。自分、お金払わんでよかったん? 食い逃げちゃう?」
不安そうに振り返るフェリシアに、私は事もなげに答える。
「あぁ、言ってなかったっけ。私、ここの副オーナーだから大丈夫。
開店資金は私が全額出したし、メニュー開発と食材の調達も手伝ってるから、私の食事代は基本無料なのよ」
「えぇぇ〜っ!? 自分、そんな実業家みたいなことしてたん!?
気づかんかったわ......! だからあんなにお料理がAとか肉が良質やったんやな……」
フェリシアが納得したように何度も頷く。
「あれくらい、誰でも頑張れば良質に狩れるわよ。急所に一撃当てて、すぐに血抜きして保存するだけなんだから」
「……多分、その『頑張る』の領域、普通の人とは全然違うと思うで。うちには到底無理やわ……」
フェリシアは遠い目をして苦笑いを浮かべた。
暗い夜道を二人の影が並んで歩く。
一人で食べていた頃よりも、帰り道が少しだけ短く感じられた。
(さぁ、明日は何をしようかーー)
どうでしたか? コメントをぜひぜひお願いします!!!!




