0007 探索1
シクラ大使が国を出ていった後、まずパトラはここは何の豪邸なのかを考えた。
客間が多すぎるのだ。
その前に、客間で待っていると、男性が鍵を外して迎えに来た。
元の場所に戻るのだろうと思ったが、違った。
「こ、この衣装は・・・。」
「敬語。」
銃が眉間を狙った。
客間で待っていると、男性が鍵を外して迎えに来た。
ライオンっぽい水着を着て、写真を撮られた。
「今日のモチーフに合わせて衣装を作らさせましたが、これでよいですかな?」
入れ八重歯が邪魔だなとかパトラは思ってたがポーズを変えるたびにシャッターが切られる。
(古い写真機みたい・・・。)
「今日はここまでで。」
パトラは思いきって言ってみた。
「あの。」
「どうした奴隷。」
「と、トイレに行きたいのですが!」
「そういうのは早く言ってくれ。」
「すいません。」
トイレに向かうと、トイレを離れた。
探索開始である。
探索していくと、クローゼットルームに入った。まだ、ライオンの衣装だったからだ。
ストレートの金髪をまとめあげ、メイド服に着替える。そのままバケツに水を入れ、モップを持つと、完璧に覚えた道をダッシュで進む。
人に会う前に、靴音で判断し、モップに水をつけて床を磨く。これを繰り返し、地図では分からなかった豪邸の詳細を丹念に頭に入れていく。
ここには絵が多かった。油絵が多い。ということは、奴隷を買ったのは、ここの主ということにならないか。家のアレンジを主に考えるのは主である。後は、主が誰か分かれば。
「おまえ、奴隷ではないか?」
バレて銃口の餌食にあった。
トイレの鏡に、ライオン耳のパトラの顔が写っている。これからやることは、ここの主について、情報を集めることだ。
「遅れました。」
「遅い。」
男性は奴隷を連れて、歩き出した。




