0006 夜1
この世界は料理が美味しい。
錠前を前に、とても美味しい魚のプレートを素手で食べていたパトラは、カロリーメイト生活を思い出していた。
パトラはいつでも少食であるので、魚のプレートがどんなに中身がなくても、味を堪能できた。
お風呂で洗われてから、すごい下着を着せられて、薄いネグリジェを重ねられて、普通のことは考えられた。
連れられた場所は客間で、茶髪の大人しそうな男性がベッドに座っていた。
「シクラ国大使様。奴隷を連れてまいりました。」
シクラ大使は慌てた。
「弱ったな・・・。」
二人になると、シクラ大使は言った。
「あの、外に出ていってくれないか?」
疑問が沸いたが、死亡しそうなので、鍵がかかってないドアから出ていく。
もしかして、豪邸の道を覚えるいい機会かもしれないと思ったら、地図があった。
パトラは全部暗記出来た。
振り向くと、男性がこっちに銃口を向けていた。
「奴隷がほっつき歩くんじゃない。」
パトラはシクラ大使の前にいた。
「弱ったな・・・。」
パトラは地図の事細かな部分まで全部覚えていた。
パトラはシクラ大使の横に座った。
大人しそうだが、イケメンである。大使だから、普通なのだろう。
「一夜ぐらい、羽目を外したら?」
垂れかかると、そのまま押し倒した。まさか、押し倒しされると思わなかったのか、カチリと銃の音が左手からしたが、シクラ大使は手を離したらしい。
「じゃあ。」
その夜はちょっとテンション高めでした。




