0034 放浪1
ユイナについて、アラン様に言いたいことがあると、アルデ様に言うと、アラン様が夜部屋にやってきた。
「リカリという若者を知ってますか?」
「ああ、あの、小僧か。発明家の息子だが、どうした?」
「もしかして、例の?」
アラン様はキセルを吹くと、こっちを見た。
「知ってるのか、全部。あの小僧は今ある制度を止めたいんだよ。」
「そう、なんですか?」
アラン様は一丁の銃を投げてよこした。
「リカリに会いたいのなら、これを持っていけ。後、暴挙をしたいなら止めておけ。あの小僧は目をつけられている。方々からな。用事はすんだか?出ていけ。」
「ありがとうございます!」
本邸から、アラン様は自分の別宅に帰った。
「ユイナ、何で自分が金貨500枚か知らないよね。」
「まあ、家が借金地獄なのは本当だけどな。言ってたのは、元の主人からアルデ様が買った額って聞かされた。」
本当にユイナは髪がさらさらだ。
ユイナはキスしてくれた。
「オレは金でやったことあんだよ、あっちで。」
「ユイナ、一緒に会いに言って欲しい人がいるの。」
「誰?」
「リカリ。」
「?!、あの使命手配犯を?!なんで?!リカリは貴族から騎士まで落ちた、本心本命の大悪党だよ!」
「・・・リカリは何を発明してるの?」
「リカリは奴隷を失くす方法を探っている。そのため、父が持っていたデータを絶対記憶能力で脳にコピーしたんだ。」
ユイナはベッドからおりると、言い出した。
「そのために黙認されてんだよ。リカリが何考えてるかはわかんねぇ。ただ、リカリは人が殺されて死ぬのが嫌いなんだ。」
「処刑されそうになったの。」
「そんなやつに会ったら、こっちまで待ち添えに・・・。」
「会いに言って。」
ユイナに銃を渡した。
「あの、いいのか?」
銃口をパトラに向けた。
パトラは動きもしない。
「え?セーブポイントのある人?」
パトラは笑うと。
「話して。」
ユイナは結果、話に乗った。
パトラは駆け引きに勝った。リカリが何がしたいか知ってるからだ。
レジスタンスだ。




