0033 助言1
「おまえ、ユイナを欲しいと思ったか?」
ここはどこだろう?
「それなら、やって欲しいことがある。」
アルデ様は言った。
「もっと自由がほしければ、女言葉で話せ。」
女言葉で話してないのか?パトラは?
「えーっと、それでは、アルデ様、こういうのはどうでしょう?」
「それだ。」
そんなに言葉使い悪いのか?パトラって?!
「よく考えることだ。」
目の前が霧になって、よく周りが見えてきた。
ユイナが通されたのは、豪華な本邸の部屋だった。
「聞いた通りにやれ。」
ユイナが鎖を持たされた。
「・・・。」
「香をたくから、扉を閉めておいて。」
パトラが言うと、騎士は扉を閉めて、帰った。
「・・・。」
「ちょっとこっちに来なさい。」
ユイナがベッドに近づくと、パトラが首輪の鎖を一気に引いた。
ユイナがベッドに体当たりする前に、パトラが取り押さえた。
「監視カメラが入っているの。やり方は教えてもらったの?」
「あの、奴隷ってこんなことするの?」
「・・・奴隷について詳しい?教えてげてくれたら、言いようにするわ。」
「えっと、奴隷は人身売買で裏ルートで買われるんだ。ここは都市の中心地だよ。」
「!!?」
「奴隷とかやってると、時々警察が幹部をとらえるんだ。そんなもの。ほら、オレは反抗できないから、ちゃっちゃとやるからな!」
「じゃあ、非公式なの?制度も?!」
「騎士とかよく分からないものがはやってるんだよ。ここは八王子のエロホテルだけど?!カレンダーがないから、へんに間違えんだよ。言うなよ、幹部辺りには。」
え。
「ユイナ、私だけの物になってくれない?」
「何でだ?」
「私にだけ、絶対服従してほしい。そうすれば、ユイナは私の者よ。どう?お姉さん専属にならない?」
「じゃあ、いいけど。」
私はアルデ様の愛人だと知ってるのはアルデ様とユイナだけだ。これで、リカリを知っているアランに近づけば。
本当に男って、わきが甘いわね。
「ただ、主人のアルデ様がいいっていうかどうか?オレを買う訳にもいかないよな?」
「うーん、そこは当てがあるの。」
ユイナは納得した。




