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新たな仲間、現る

新たな仲間、現る

「君…本当にオニキスか?」

「ああ、そうだが。それでだ、ベリル——」

「ちょっと待って、誰それ」

「お前のことだ。」

 不意に二人の視線が交差する。

 刹那の沈黙。

「ベリル、お前は愛称を知らんのか。簡単にいうとな…二つ目の名前…だった…気がするぞ」

「そうなんだぁ。じゃあオニキスは…ニック?」

 オニキスが声をあげて笑った。

「いいな、今日から私はニックだ!

 ベリル、話を戻すぞ。私は地上の世界を見てみたいのだよ。」

 クリソベリルはコテンと首を傾げた。

「地上?」

「お前も地上には出たことがないか。地上はな、ダンジョンの外で人間が多くいるらしい。美味しいもの、美しいものもたくさんあるそうだぞ」

「美味しい……!」

 クリソベリルは目を爛々と輝かせた。

「では行くか、地上へ!」

「行こう‼︎」

 地上へ向けて歩き出して約、10日がたった。

「やっとだ、ベリル。やっと5階層まで来たぞ。」

「ほんとだね、たくさん歩いたね。ニック。…ところでさっきから見てるみたいだけどどうしたの?」

「俺の視線に気がつくとは凄いな。君たち…"ラビリンスチルドレン"か?」

 突如クリソベリルに声をかけられた冒険者はふっと笑った。

「うん、そんな感じ。君は誰?」

「俺は冒険者のジャスパーだ。みんなからはジャズと呼ばれてるから二人もそう呼んでもらいたい。君たち、もしやダンジョンの外に出るのは初めてか?それなら俺が案内してやろう」

「いいの?ありがとうジャズ!

 僕は…なんだっけ……えっと…」

 言葉に詰まるクリソベリルを見てオニキスは小さくため息をついた。

「私はオニキス、そしてこっちがクリソベリルだ。私はニックと彼のことはベリルと呼んでもらえると嬉しい。

 我々は地上について何も知らなくてな、案内を引き受けてくれて感謝する。」

「ああ、よろしくなニック、ベリル。」

 こうしてオニキスとクリソベリルは地上の案内係を持つことができた。

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