第11章 禁門の変
何が起きたのだろう...
守屋と拓司は訳がわからなかった。
段々理解が出来てくる。
上を見上げると大笑いして覗き込む坂本とわんわん。
高さ4、5メートルはあるだろうか。
「いや〜綺麗に落ちたなぁ」
「ナイスイン!!」
バカにする坂本とわんわん。
段々我にかえる2人。
そして大笑いする坂本とわんわんに怒り狂う。
「おまんら何をしゆうーが!!!!」
「こがなマネしてただで済むと思っちょっとがぁかああ!」
だが無様な2人が何を言っても全く響かない。
坂本は手伝ってくれた隊士にお礼を言った。
浪士も倒れてる隊士も全員坂本が頼んだ隊士である。
隊士達はそのまま屯所に帰って行った。
坂本は落とし穴に落ちた2人を見た。
「ざまぁないな...お前ら」
守屋はこめかみに血を上らせて激怒した。
「おまんらぁ!!!ここから出しや!!!」
坂本は嘲笑った。
「無理無理お前らには朝まで居てもらう」
「なんじゃと!!」
「だってお前ら、久坂玄瑞を守るために一緒に居たんだろう」
「なぜそれを...あっ!!!」
守屋はすぐ勘づいた。
拓司は守屋に尋ねた。
「どういたがじゃ?」
「くそっ!やられたがじゃ」
「久坂さんのとこにあいつらが現れたちゅーう事は、史実でここで久坂さんの身に何かがあったって事じゃ!」
「まさか...」
「ああ。恐らくここで久坂さんは死ぬがじゃ」
守屋は壁を力強く殴った。
「くそっ!!おい!ここから出しやがれ!!!ワシらぁは久坂さんを守らないといかんき!」
しかし坂本は頭を横に振る。
「残念ながらそうはいかない、久坂玄瑞はここで死んで貰わないと困る」
「やっぱりか!!!」
拓司はかなり動揺していた。
「おい健!どうするがじゃ!」
「うるさい!ちっと待っちょれ!」
わんわんは更に煽る。
「お前ら自分等のおかれてる立場わかってるのかよ?ここで埋めても良いんだよ?」
煽られ激昂する拓司。
「やれるもんならじゃったらやってみるきにぃ!」
その言葉を聞いてわんわんは呆れた。
「はぁぁ全く昔は可愛かったのになぁ...お仕置きしないと..」
そう言うとわんわんは袴を脱ぎ出した。
麻美と恭子はわんわんのこの行動に、顔を背けた。
麻美はわんわんに叫んだ。
「あんた何してるの!」
袴を脱ぎ出すわんわんを見て守屋と拓司はかなり動揺した。
「お、おい何をしちゅーがか!!?」
「ま、まさか...お、おいやめろ!」
だがわんわんは下半身を全て曝け出して落とし穴に向けて放尿した。
のりおは思った。
「悪魔だ...」
それを見た坂本も同じく袴を脱ぎ、わんわんと同じことをした。
落とし穴の中から2人の悲鳴が聞こえてきた。
坂本とわんわんは悲鳴を聞いて爆笑した。
この滅茶苦茶な2人は更なる暴走をする。




