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運命の絆  作者: ふじわら
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第4章 激論

近藤と土方は耳打ちをして相談していた

そして近藤が隊士に告げた



「島田君をここに」


隊士は返事をして島田を呼びに行く

そして近藤は坂本達に告げる



「監察が調べるので暫く待っておれ」


暫くすると島田が部屋に入ってくる


「お呼びですか?」



監察方の島田魁である

近藤はすぐ様、島田に命令する


「桝屋の古高俊太郎を捕縛せよ」


これには島田は驚いた


「まだ確かな証拠はありませんよ」

「構わぬ」


島田は腑に落ちない感じはあったが近藤の命令だったので仕方なく頷き古高の捕縛に向かった



近藤は更に坂本達に告げた


「ではこれから君たちに護衛を付ける」

「護衛ですか?」

「そうだ、奥沢君をここに」


奥沢は部屋に入るなりすぐ近藤に坂本達の護衛をするように命令する


「承知」


奥沢は物静かに返事をした

護衛という監視でもあった

そして坂本達は元の部屋に戻るように指示される



坂本達は立ち上がり部屋を出ようとしたその時、坂本が近藤に余計な一言を言う


「島田さんだけではなく監察の山崎丞さんにも調べて貰った方が早いですよ」


史実では古高の事は監察の島田と山崎が調べ捕縛している

坂本はそれを知ってる為、助言のつもりで言ったのだった

しかしそれが思わぬ方向に進む


近藤達は明らかに顔つきが変わった

そして土方が坂本を睨みつけながら刀を抜いた


「貴様ら待て!」


刀を抜いた土方に坂本達は驚きを隠せない



土方は睨みつきながら言い放つ


「やはり貴様ら生かしてはおけぬ!!我々幹部しか知らない山崎の事をなぜ知っておるのだ!」


山崎は新撰組の監察の中でももっとも重要な人物である

いろんな変装をし情報を得ている為、滅多に表に顔出さない

他にも新撰組の隊士の内部調査もしてるため、存在すら知られていない

いわば新撰組の隠密であった


山崎の存在を突然言い出した坂本に土方は不気味にすら感じていた


もちろん近藤、山南も同様驚きを隠せない様子であった



坂本の余計な一言で再び5人は窮地に追いやられたのだった


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