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オリジナル・バトルロワイアル  作者: 八緒藤凛
一日目
31/54

29 その手に全ての記憶を汲んで

1


 ここは民家の一室。天気は快晴、俺の名前は歌川静空(うたがわ・しずく)。ひょんなことからバトルロワイアルに巻き込まれた一般的な高校生だ。何の事はない異常事態に、頭も体も茫然自失。そんな中出会った少し年上のお兄さんと行動を共にすることになって……。


「歌川静空の大冒険。はじまりはじまり~」

「あ? 何言うてんねん、頭イカれたか?」

「ノリですやん……」


 ちょっと毒舌なこのお兄さん、名前は矢矧晋作(やはぎ・しんさく)というらしい。殺し合いだってのに、親切にも起き抜けの俺に能力の確認方法と一枚の冊子を渡してくれた。バトルロワイアル案内冊子、読んだけどよく分かんなかった。


 いやあ、それでもいいですね。やっぱり年上は安心感が違いますね。従兄弟の蒼空くんとはこれがまた段違いで。


「で、どうすんねんお前は」

「どうするって言われましてもね、正直言って寝たいですね」


 これは事実。睡魔が今にも俺を取り込みそうです。


「死ぬで」

「ですよねー」


 知ってた。そう、世界はいつだって過酷なんだって……。


「てか、ほんとに殺し合いなんかやってるんですかー」

「知らんがな。それを今から確かめに行こう言うてんねん。別についてこんでもええで」

「つれないこと言わないでくださいよぉ」


 って、既に晋作さん荷物まとめて部屋から出ようとしてる。早い早い。

 ちょっと寝起きの人間に優しくなくないですか。なんて言ったら、また暴言吐かれそうだから黙っておこう。


「おら、はよせい」

「なんだかんだ待ってくれる晋作さんのそういうとこ、アタシ嫌いじゃないわ……」

「死ね」


 洒落になってない痛恨の一撃、心に染みるぜ。


 荷物を纏めて廊下へ出る。と、右手の階段からダダダダっと人が降りてくる音。


「ちょっとちょっとぉ! 君達一体いつまで喋ってんのっ!? 早く殺し合いしなきゃ!」


 ファンタジーで見るような赤い髪を胸辺りまで垂らし、紫色のリュックを背負った女の子が慌てた様子で階段を駆け下りてきた。はてさて彼女は敵か味方か、この俺歌川静空には皆目見当付きません。



2


 私の名前は百瀬凛月華(ももせ・りつか)。殺し合いなんて許せない、どんな手を使ってでもなんとかしてみせる……! なんて思ってたのは能力を知るまで。今は立派な推進派、皆さんどうぞ殺し合って下さい! そのお手伝いは私がしましょう!


「なんてね……。なんか影響されちゃった」

「なんやねん、お前」


 ついつい姿を見せてしまった。隠密に徹してさえいれば、私の能力は最強だったはずなのに。終始眠たそうな少年と、どこか斜に構えた中年男性を前に凛月華は後悔した。だが、いくらなんでも遅すぎる。


「私? 私は……って、人に名前聞くなら自分から名乗るもんじゃないの! 非常識だねぇ」

「別に名前聞いた訳ちゃうわ、うっといな」

「うっといって……ひど!」


 凛月華の能力はパッシブタイプ。周囲の人間に殺意を振り撒く類の能力だったはずだ。それを考えると今こうして姿を現しているのは大いに危険だが、それでも好奇心が先を行く。


 長時間、凛月華はこの二人を観察していた。今までの経験から、凛月華の周囲の人物はものの十五分もあれば殺し合いを始めるはずだった。だがこの二人はずっと同じ場所にいながら一向にその気配はない。その遅延の理由が気になってつい接触してしまった。


「あのあのー、すみません。もしかしてあなたも殺し合いやってます?」


 男の後ろで黙ってやりとりを見ていた少年が聞いてくる。軽く尋ねる内容では無いと思うが。


「あー……やってるよ! 君も?」

「みたいなんですよねー。はあ、晋作さんが変な人って説、なかったみたいで残念です」

「お前の頭が残念やわ」


 おかしい。やはりいくらなんでも遅すぎる。何故彼らはこうも緩慢な雰囲気を醸し出していられるのだろう。自分の能力は、この殺し合いにおいては最強ではないにしろ最優なはずだ。それがこうも機能しないとなると、今後の方針を変えざるを得ない。


 一番ありえる可能性は「既にどちらかに殺意がある」ということ。そしてそれに即効性はなく、何か計画的な犯行を企てているというのならこの状況に納得が行く。


 もしくは、もう一つの可能性。自分に与えられたのが【災禍のパンデミック】という殺意爆弾だったように、彼らにも現状を説明出来得る何らかの能力が。


「ねえねえ! ところで君たちって、どんな能力もらったの!?」



3


 あ? 名前? ……矢矧晋作や。年は24で、見て分かる通りだるいもんに巻き込まれた被害者や。殺し合いとかいうアホくさいもんに乗る気はないが、死ぬつもりもない。言うたらうまいこと生き残れたら御の字ってとこか。


「能力ですか。僕はですね……」

「まてや」


 口を開きかけた少年、歌川静空を押しとどめて、晋作は睨んだ。

 無邪気な顔をして重要事項を聞いてくる赤い髪の少女。その意図を知るまではこの少年に発言させないほうが良さそうだ。


「人に訊くんやったら、まずは自分からちゃうんか?」

「あはははっ! こりゃ一本取られたね! じゃあ私の能力はぁ……」


 少女はそこで言葉を切って、人差し指を唇に当て黙りこむ。

 考える暇を要する意味が分からない。敵意が無いのなら即答するべきではないのか。


 と晋作は思案したが、能力を他人に教える事はそれなりのリスクが伴うものかと考え直した。事実自分とて未だに歌川静空にも教えていない。それどころか狡猾にも彼の能力を聞き出したところだった。この少女は、歌川静空に比べればまだ頭が回るのかもしれない。


「なんや、言えんのか」

「んー、まあいいや! 私が貰ったのは殺意のアナライズ! 文字通り周りの殺意を感じ取れるってやつなんだけど……それでね」


 一瞬の沈黙。少女の目がこちらの口を見ている。

 徐々に釣り上がって行く口角が不気味に映った。


「なんやねん」

「君たちのどっちか、殺し合いやる気でしょ? ねえ」


 晋作の言葉を待っていたかのように、それでいて晋作の言葉が聞こえなかったかのような一方的さで少女は言い切った。


「駄目だよねぇ……、そんな悪い人はお仕置きしなきゃさっ!」


 少女の口角が釣り上がる。

 銃を模した両手を持ち上げると、片目を閉じてその指先をこちらへ突きつけてきた。



4


 たっぷり数秒の沈黙。それを経て、凛月華はゆっくりと腕を下ろした。


「さて、まあそれは置いといて。私が教えたんだから、次は君たちの番だね! ん? んー?」


 歌川静空と矢矧晋作が言葉を発せずにいるのを見て取った百瀬凛月華は畳み掛ける様に言葉を繰り出した。どちらから教えてくれるのかなとでも言いたげに、交互に視線を送っている。


 彼女に既に計画性はなかった。誰かの前に姿を表した時点で本来の立ち回りから外れている。今回の接触は自らの能力の不備か不振を確認するためで、今までのような殺し合い推進の意図はない。だからこの場は適当な口上で切り上げるつもりだった。そのついでに他の能力を知れたら儲け物――とその程度の認識。


「俺じゃなかったら晋作さんですよね。そうだったんですね……。怖いなあ」


 ようやく言葉を発したのは歌川静空。

 その顔は憤怒や激昂からは程遠く、心底悲しそうな表情。


「アホか。疑うべきがもう一人おるやろ」


 に対して矢矧晋作は相変わらずの無気力無表情。

 それもそのはず、彼は初めから真に受けてはいない。


「え? でも俺らどっちかに殺意があるって……。で、俺じゃないってことはつまり」

「あのなあ。あー……もうええわ、お前こいつに能力見せたれや」

「能力? いいんですかね」

「お? なになに! なんか面白いもの見せてくれるのっ!?」

「ああ、とびきりのやつや」


 言葉と同様に、矢矧晋作は不敵な笑みを浮かべた。



5


 百瀬凛月華は警戒心を薄めていた。最早興味はこの場になく、能力不振の理由もこの腹黒そうな男の計画性犯行による殺傷行為の遅延からくるものだと考えていた。それならそれで、自分は他へ殺意を振りまきに行くだけだ。


「じゃあちょっと背を向けて貰ってもいいですか、お姉さん」

「背ー? なんで?」

「うーん、でないと俺の能力発動しないみたいで。あ、リュックも下ろしてもらうとありがたいです」

「変なことしないでね? あははっ」


 凛月華の中で、歌川静空の印象は恐ろしく無害なものだ。

 会話から察したという程度の判断材料の不明瞭さだが、まあそれでもこの子の能力だけみてこの場を離れようと、そう思っていた。


 背中に手が当てられる。


「やーん、なに? 能力にかこつけてセクハラとか? もー、最近の子って怖いなあ!」


 何の事はないいつもの口上。

 だがそれに反応してくるはずの照れ隠しや切り返しの言葉はなく。


「……晋作さん、疑ってすみません」

「わかればええねん」

「え、なに――」


 時既に遅し。

 振り向いた凛月華の目に写ったのは、険しい顔でこちらを睨む歌川静空の姿だった。



6


「なに……急にどうしたの? 人の体触っといてその態度はないんじゃないかなあ!」


 凛月華はそのまま静空の肩に手を置こうとする。が、静空はその手を思い切り避けた。


「うーわ、ショック……」

「何もかも嘘だ」


 凛月華の落胆を無視して、静空は小さく言葉を紡ぐ。

 冷たい双眸が彼女を捉えて離さない。


 その友好的とは言いがたい静空の様子を見て、凛月華も仮面を少し剥がした。


「何? 何なの? いい加減説明してくれないと、意味分かんないなあ! お姉さん怒ってもいいかな? 本当失礼だよねえ、君さあ」

「うわ、逆切れやん」

「はあ? おっさんは黙っててくれないかなあ! 今この子と喋ってるんだけど! しかも逆ギレじゃなくない? 私何か悪いことした?」

「それはそいつに聞けや。せやけどまあ、嘘ばっかなんやろ? お前」

「何の根拠があってそんなこと言うわけ? てかもう私行っていい? おっさんもさっさとこの子殺せばいいんじゃないかなあ! そのつもりなんだよねえ!?」

「何言うとんや、お前。いい加減見苦しいで」

「なにが――!」


 晋作の目から見れば、凛月華の発言は支離滅裂――でも無かった。彼女の言動は概ね理解できる。だがそれは苦し紛れの言い訳か、はたまた場をかき乱す為の破滅的な論弁でしかなく、そこに正当性はないと理解していた。


「もういいですよ、晋作さん。この人は殺し合い推進派ってやつですよ。しかも自分の手を汚さない……なんて人だ」


 対して歌川静空の脳内は、強い怒りに満ちていた。先程見せた哀しげな表情とは正反対の攻撃的な空気が、静空の全身を包んでいた。


 能力名【回想衝動】。対象がこの殺し合いが始まってから経験した全ての出来事とその思考を読み取ることが出来る能力。その行使を甘んじて受け入れてしまった凛月華に、最早言い訳のしようはなかった。



7


「ははあん……、なるほどねぇ。私も少し、迂闊だったかなあ」


 凛月華は感情を噛み殺すと、静空の方へ向き直った。これ以上何を言っても撤回は無理そうだ。やはり隠密に徹していれば良かったと、今更ながらに再度後悔する。


「で、お前の本当の能力はなんなんや。殺意のアナライズ……ってのも嘘なんやろ?

「それは言えないねっ! てか、君たちみたいなのには言いたくないなあ!」


 もう敵意を隠す意味もない。これ以上の情報を与えずにこの場を立ち去ることだけが、凛月華の最善の選択肢だった。


「【災禍のパンデミック】。殺意の無い集団に殺害の意思を植え付ける、ほんと最低だ」

「なに? そこまで分かっちゃうんだ、最悪だね」


 最悪だった。自分の好奇心から接触した二人組は、隠密行動、穏便、殺し合い推進派の三本柱を全てへし折るレベルの相性の悪さを兼ね備え、今自分の敵に回りつつある。


 未だに一つ分からないのは、この二人が殺し合いをする気がないのなら、何故自分の能力が作用していないのか。分類はパッシブで、それは能力者の意思に関係なく発動し続ける類のはず。計画的殺傷、もしくは潜在的殺意に反応して能力作動が抑えられているのならもうお手上げだ。そのパターンもあることを理解できただけでも収穫と考えるべきだろうか。


「君らは私をどうしたいの? こんな場所だもんねっ! 色々したい事あるんでしょお?」

「興味ない、失せろ」

「……っ」


 歌川静空から発せられた静かで空虚な一言は、凛月華の胸を抉りかけた。

 あと一歩でとどまったのは、その発言はいわば撤退勧告だと理解したから。


 拘束、拷問、果ては危険人物の排除と称して命を絶たれる可能性すらも考えていた。だがそれは発想の飛躍だったようで、安堵が心を満たしていく。


「……じゃあね、死なないといいね。君たちも」

「心にもないこと言いよるなあ」


 二人の間を強引に割って、凛月華はその家を後にした。



8


「あー、ムカつくなあ! 結構なかなか苛々するもんだね、人にああまで言われるのってさあ!」


 歩調を速めて住宅街を闊歩する赤い髪の少女。

 その表情はひどく歪んでいる、怒りと葛藤が胸中だけでなく顔にまで溢れ出ていた。


 自分の能力は戦闘向きではない、生粋の扇動タイプ。それを言うのならあの少年もそうだったが、隣の男の能力が不明な以上あの場は立ち去るしかなかった。


 潜在的殺意に反応して能力が不発。そんなデタラメな理由があってたまるものか。無自覚な殺意など、誰もが有していてもおかしくない、だとしたら自分の能力は大外れもいいところだ。


 ふざけている。この殺し合いはふざけていると深く思う。だが凛月華は他人と関わる事はできない。不殺を唱えて誰かと組めば、必ずいつか人数が増えていく。集団が出来てしまう。そうなってしまえば、そこに自分の居場所はない。だからこうするしかなかった、他人の殺意を膨れ上がらせて、早くに殺し合いを終わらすしか無かった。だって、こんなところで人生を終えたくないから。


「ふぅー……、行けるいける!」


 凛月華は住宅街の外れにある病院へと足を踏み入れる。二度目の来院、自らが煽った殺意で起きた惨劇をもう一度この目で見ようと思った。現実に戻って自分を鼓舞するための、強い決意で身を固めるための過去の利用。



9


 その部屋へと続く廊下を歩く。その部屋にもう一度入るのは勇気がいる。

 血塗れの床と壁に、合計五つの肉片が転がっているはず。元々は三人の善性溢れる人間だったもので、凛月華の能力によって殺し合ってしまった三人の遺体が。


「お?」


 扉の前には先客がいた。失敗した。透視スコープで確認すればよかった。そもそも自分がここを立ち去った時、病院のドアを閉めた記憶はない。それすら忘れてしまうほど動揺していたというのか。


 無言で立ち去ろうとして踵を返そうとする。

 だがその足が止まった。その先客がこちらへと歩いてくるのが見えたからだ。そして凛月華は、その顔には見覚えがあった。


「おいおいなに固まってんだ。あ、俺には殺し合いなんてする気はないぞ! 勘違いしないでくれよな」


 本来なら、そんな言葉はおいそれと信じられないだろう。ましてや自分の能力を考えると、信じられるわけがない。だが今回だけは話が別だ。


 お互いに面識はない。だが凛月華は一方的にその人物を知っている。

 唯一、凛月華の精神阻害を素で耐えぬいた青年、烏丸千星(からすま・ちほ)が、快活な笑顔を浮かべてそこにいた。




No.8 烏丸千星(からすま・ちほ) 18歳

【能力名】インビジブルヒーロー

【能力】 任意のタイミングで、全身を他者から見えなくする能力。各種制限有り。

【タイプ】アクティブ

【系列】 身体変化系



No.35 百瀬凛月華(ももせ・りつか) 18歳

【能力名】災禍のパンデミック

【能力】 戦闘の行う意志のない複数名が一定の距離にいる時、微弱な殺害、もしくは被殺害の意志・思想を発生させる能力。能力者との距離や、時間経過と共に強くなる。

【タイプ】パッシブ

【系列】 精神操作系



10


「一旦スイッチはいるとえげついな、お前」

「なんのことですか」


 赤髪の少女が出て行った玄関を睨みながら、歌川静空は階段へと座り込む。


 なんだあの記憶は。

 あの少女の背に触れた時、どっと流れ込んできた血と戦慄の記憶。血なまぐさい部屋に倒れこむ男は体が左右に両断されていて、その隣で仰向けに倒れる女性の胸部には大きな穴が開いていた。そしてそれとは別に転がる首のない遺体と、一つの生首。部屋の中心で立つあの赤髪の少女。


 彼女は確かに楽しんでいた。達成感を見出していた。その思考も流れ込んできて、吐き気を抑えるのに必死だった。だが先程は気づかなかったが、その楽しみの奥深くには少しばかりの罪悪感が眠っている。それが、静空の心をチクチクと刺し続けていた。


「やっぱもうちょい休むか」

「そうさせてくれるとありがたいです」

「ええんやで。話は聞かせてもらうけどな」

「はは、聞かないほうがいいのでは」

「アホか、お前の変わりようみたら聞かん訳にはいかんやろ。まあ、嫌ならええけど」


 隣の男の心遣いが痛み入る。

 ぶっきらぼうで無気力に見えるこの男は、意外に優しい。


 部屋の襖をあけて、オラ入れとでも言いたげに矢矧晋作はこちらを見てくる。

 その視線に応えて、静空はふらつく頭を抑えつつ部屋へと入った。


 頭が痛い。心が、痛い。



No.3 歌川静空(うたがわ・しずく) 16歳

【能力名】回想衝動

【能力】 他人の背に触れる事によってその過去を読み取ることが出来る。ただし「読み取れるのは試合開始からのもののみ」

【タイプ】アクティブ

【系列】 情報系



No.36 矢矧晋作(やはぎ・しんさく) 24歳

【能力名】明鏡止水

【能力】 自分とその周囲を対象としたパッシブスキルを無効化する能力。

【タイプ】パッシブ

【系列】 能力操作系


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