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ギルド長の役目

超短いです

 タウンシアの冒険者ギルド長のジャックスはオークの巣に残った冒険者に指示を出す。


 こんな時こそ、指示を出すものは動揺してはいけない。


 ジャックスはそう考えて落ち着き払って行動した。


「弓や魔法で空に浮かんだ奴を攻撃出来る者は攻撃しまくれ! 攻撃が届かない者は攻撃してる彼らを全力で守り切るんだ! わかったな!」


「はい!」


 多くはないオークの巣に残った冒険者の声がハモる。


 冒険者ギルド長のジャックスは遠隔攻撃の手段を持っておらず攻撃が届かないのでこの場で指示をしたかったが、それよりもやらないといけない仕事がある。


 この場の指揮を中堅冒険者のジェイコブに任せた。


「ジェイコブ、この場の指揮はお前に任せたぞ!」


「ギルド長は?」


「俺は逃げ遅れた奴らの救出をせにゃならん」


「了解」


 それだけ言うと、ジェイコブは指示を始めジャックスは新人冒険者の救出に向かった。


 逃げ遅れた冒険者の多くは村人だった者に襲われて食われてしまったが、まだ奮闘して生きながらえている者もいる。


 そんな奴らを一刻も早く助けてやらないとな。


 ジャックスはそんなことを考えながら村人の群れに飛び込む。


 村人はインキュバスの眷属と聞いていたが大した手ごたえはなかった。


 ジャックスの剣の一太刀でなぎ倒される村人。


 ジャックスは救出した新人冒険者に声を掛ける。


「大丈夫か?」


「大丈夫です。もう駄目かと思いましたが、助けて頂いてありがとうございます」


「うむ。動けるなら俺に着いて来い!」


「はい!」


 ジャックスのことを頼もしく思った新人の冒険者はジャックスに着いていった。

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