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【歌集】言の葉の庭にて  作者: 藤原 光希


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【短歌】言の葉の庭にて(4)

今回もお読み頂きありがとうございます。

真っ白の紙を言葉で埋めつくし徐々に磨り減る鉛筆の先


美しき声で鳴きたる鶯が枝を飛び跳ね花が落ちけり


てってってと跳ねる雀の足音の響きが宙にそっと残りし


大木に残る少しの枯れた葉が風に吹かれて微かに揺れる


南天の実に水滴が留まりて確子のような玉が現る


葉に浮かぶ雫の玉は余りにも儚く割れし夢の束の間


幻が虚像であれど幻を愛しく思うときがありけり


膨らみし馬酔木あせびの花に詰まりたるものは何か指で触れけり







今回もお読み頂きありがとうございました!

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