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【歌集】言の葉の庭にて  作者: 藤原 光希


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【短歌】言の葉の庭にて(3)

今回もありがとうございます!

細やかな雪がゆっくり降り注ぎ地面に落ちてすぐになくなる


削っては消えてしまった鉛筆が残したものをじっと見つめる


草の根に何が絡みし空っぽの身体で引けど土は重たし


病葉わくらばや夏の緑が繁りたる頃に何ゆえ己のみ散る


一日の半分ほどを働いてふと目に映す憂天の空


一本の煙草の先に火を着けて目には見えない時を感じる


(体調を崩せし祖母に)

何時なれど緑の盛る松柏の病みしを聞いて枝で鳴きけり


どれほどに靴で地面を叩いても残せずにいる足跡とやら

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