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【短歌】言の葉の庭にて(5)
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純白の百合の花弁が咲きにけり浮世の色に染まることなく
蒲公英の綿や風雨に散りもせず宿る命の重さなりけり
桜花減って今度は新緑の葉が揚々と溢れ輝く
庭先で言の葉を摘み束ねては硝子細工の如く連ねし
オリオンの流星群を探せども雲の向こうで星は散りゆく
大空も青く輝く日があれば灰に染まりて憂いる日もあり
雨上がり濡れる重みに春草の背は丸くなり杖を突きけり
儚くも尚散りにける言の葉の心にだけは留め置かまし
以上、言の葉の庭にて。
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