怒らせてはいけない人を怒らせたみたいです
イライザ「それはつまり『戦争』を行う、という事ですか?」
カムイ「えぇ、魔王との戦いが終わり、今度は陣地を拡げる為に隣国を攻めるつもりです」
呆れた様にカムイはため息をつきました
魔王と交わしたのはあくまで『休戦協定』です
魔王との戦いが終わった訳ではないのです
それを勘違いしてるみたいですね
カムイ「しかも、戦争が終わったのはファルト教団の力のおかげ、と触れこんでいるみたいで・・・・」
・・・・バカですか?
自己都合良すぎです
休戦を持ちかけたのはネバヒルトやアイトハルム等の連合国です
私の記憶の限りはファルトは連合国には入っていません
黙って聞いているアジルは何も反応せずに目を瞑っています
カムイ「今、アジル様は神と交信しています」
確かに話しかけにくい雰囲気を出しています
イライザ「そう言えば、カムイ。貴方が何故此所に?」
カムイ「あぁ、実は旦那様が無くなりお暇を出されて私達家族は様々な貴族の家を渡り歩いていたのですが・・・・、なかなか上手くいかず。更に父さんが病気になってしまい途方にくれていた時にアジル様と出会い、アジル様に現教団の情報を報告していたのです。今でもアジル様を信じている方がいますし、幹部の中にはアジル様の復帰を求めている方がいます」
イライザ「そうですか・・・・」
私は婚約破棄されて、貴族の身分を捨てて旅に出た事を話しました
カムイ「イライザ様も大変な事があったのですね・・・・」
イライザ「カムイ程ではありません」
と、アジルの目が開きました
アジル「神託を告げるよ・・・・『我が名を騙り周りに不幸を撒き散らす者は人ではあらず。罰を与える』だって・・・・。相当怒ってるよ」
当然でしょうね
アジル「カムイ、この神託を一派の人達に告げてよ。多分、イベントの時に起こるから」
カムイ「わかりました。では直ぐに」
アジル「いや、今日は泊まっていっていいよ。お姉ちゃんと話したい事があるでしょ?」
そう言われた時、顔がちょっと熱くなりました
色々見透かしているみたいです




