表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
52/54

私なりの「会話が説明くさい」件について

ゲーテ編はYouTubeにて連載中です。詳細は再生リストからご覧ください


https://youtube.com/playlist?list=PLFdJeT5Ce36-JvmI6HbLRcuriyoIh-gvR&si=MsSWVVLc-oxFhOBK


挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)


まず前提として、


「キャラが生きている状態」


が大切だと思っています。


例えばお嬢さん。


あのロマンス暴走機関車が、お上りさんに向かって、


「今朝の大本営発表、ご覧になりましたか?」


と言うことは、まずあり得ません。


なぜなら彼女は、


「ロマンス空間」


で生きているからです。


お上りさんと話すなら、


* ロマンスの話

* 都会の女ごっこ

* 恒例のクイズ大会


になります。



なぜお嬢さんはクイズ大会をするのか


お嬢さんの中では、


「都会の女は殿方とも知的な会話ができるもの」


という考えがあります。


さらに、


「そうですわ!場を盛り上げることも必要です!」


という謎理論もあります。


その結果、


「クイズ大会」


が自然発生します。


つまりギャグのためではなく、


「お嬢さんならそうする」


という人格から出てきた行動なのです。



ゲーテの場合


一方でゲーテ。


彼は元々寡黙な青年です。


なので無理に喋らせる必要はありません。


しかし男爵邸には、住み込みの料理人さんがいます。


料理人さんはゲーテの身分を知っているため、かなり丁寧に接しています。


ただ、ゲーテは寡黙ではありますが、


「感情が凍りついた人間」


ではありません。


料理人さんが好みを覚えて料理を調整してくれた時、彼ならきっとこう言います。


「ごちそうさまでした。

メイン料理の味ですが、僕の好みを覚えていてくださったのですね。ありがとうございます」



料理人さんはなぜ感激するのか


料理人さんは昔、日本橋のレストランで働いていました。


年齢のため退職し、現在は男爵邸の料理人兼使用人をしています。


つまり上流階級の人間をたくさん見てきた人です。


そういう世界では、


「料理人へ言葉をかけない」


ことも珍しくありません。


だからこそ、


* 味の変化に気づいた

* しかも感謝を伝えてくれた


ゲーテの言葉に感激するのだと思います。


料理人さんなら、


「滅相もございません。

味の変化にも気づいてくださり、言葉もありません」


くらいは言うでしょう。



私が考えていること


私の場合、


「会話を書く」


というより、


「その人物なら何を話すか」


を考えています。


キャラの背景・人格・行動原理ができていますと、


「この人ならこう話す」


が自然発生しやすくなると思っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ