私なりの「会話が説明くさい」件について
ゲーテ編はYouTubeにて連載中です。詳細は再生リストからご覧ください
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まず前提として、
「キャラが生きている状態」
が大切だと思っています。
例えばお嬢さん。
あのロマンス暴走機関車が、お上りさんに向かって、
「今朝の大本営発表、ご覧になりましたか?」
と言うことは、まずあり得ません。
なぜなら彼女は、
「ロマンス空間」
で生きているからです。
お上りさんと話すなら、
* ロマンスの話
* 都会の女ごっこ
* 恒例のクイズ大会
になります。
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なぜお嬢さんはクイズ大会をするのか
お嬢さんの中では、
「都会の女は殿方とも知的な会話ができるもの」
という考えがあります。
さらに、
「そうですわ!場を盛り上げることも必要です!」
という謎理論もあります。
その結果、
「クイズ大会」
が自然発生します。
つまりギャグのためではなく、
「お嬢さんならそうする」
という人格から出てきた行動なのです。
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ゲーテの場合
一方でゲーテ。
彼は元々寡黙な青年です。
なので無理に喋らせる必要はありません。
しかし男爵邸には、住み込みの料理人さんがいます。
料理人さんはゲーテの身分を知っているため、かなり丁寧に接しています。
ただ、ゲーテは寡黙ではありますが、
「感情が凍りついた人間」
ではありません。
料理人さんが好みを覚えて料理を調整してくれた時、彼ならきっとこう言います。
「ごちそうさまでした。
メイン料理の味ですが、僕の好みを覚えていてくださったのですね。ありがとうございます」
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料理人さんはなぜ感激するのか
料理人さんは昔、日本橋のレストランで働いていました。
年齢のため退職し、現在は男爵邸の料理人兼使用人をしています。
つまり上流階級の人間をたくさん見てきた人です。
そういう世界では、
「料理人へ言葉をかけない」
ことも珍しくありません。
だからこそ、
* 味の変化に気づいた
* しかも感謝を伝えてくれた
ゲーテの言葉に感激するのだと思います。
料理人さんなら、
「滅相もございません。
味の変化にも気づいてくださり、言葉もありません」
くらいは言うでしょう。
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私が考えていること
私の場合、
「会話を書く」
というより、
「その人物なら何を話すか」
を考えています。
キャラの背景・人格・行動原理ができていますと、
「この人ならこう話す」
が自然発生しやすくなると思っています。




