おひっこしです。
本日は2話投稿。一作目です。
すみません、次は13時投稿になります
……ハッ!?
う~。どうやらいつの間にか眠ってしまっていたようです…。血が足りないのかクラクラします…。
ぐぎゅ~~~
……。
お腹も虫さん鳴いてますし、ご飯にしましょう。幸いまだ持ってきたご飯も残っていますし、これで済ましてしまいましょう。にしても、コレなんのお肉(ご飯は全て姫りんごぐらいの大きさのお肉の塊です)なんでしょうか?そう言えば時々、なんか緑っぽい色の皮が見えた事があったような…。
……深く考えないようにしましょう。お肉うまうまです。
一瞬、恐ろしい事が頭を過ったのでコレ以上考えない事にしました。お肉美味しい。美味しいは正義なんです。美味しいお肉をいっぱい食べて、今世の僕は前世みたいなドデカ針金アート風もやし(190㎝over)じゃなくて、ソコソコ伸長の体力満タン!100mだって走りきれる!そんな立派な蜘蛛になるんです!!
そんな思いを胸にお肉をムシャムシャ。
外を見ると白黒の世界でした。ここに着いたのは朝だった筈です。……よく寝ていたようですね。
そう言えばステータスはどうなっているのでしょうか?寝てる間に魔力とか回復してますかね?確認しましょう。
「《ステータス》!!」
(《ステータス》
name ニコ/平和島 笑音
badstatus 失血(弱)(体力回復力低下 Stg・Vit・Agl低下(弱))
Race スパイダー(変異種)/転生者
ability 糸吐き 壁歩き 魔法倍増体質
HP 24/63
MP 52/252
Stg 16(19)
Dex 372
Vit 14(17)
Int 119
Agl 26(29)
Mnd 252
Luk 19
Skill
≪精密作業 level 46≫≪裁縫 level 36≫≪威圧 level 29≫≪装飾 level 24≫≪道具製作 level 22≫≪地魔法 グロウ level 16≫≪雷魔法 付与:パラライズ level 8≫≪身体能力強化 level 22≫≪隠密 level 16≫≪闇魔法 クローシェン level 1≫≪魔力操作 level 21≫
装備
レッドゴブリンの魔角(付与:ゴブリン言語)(付属:炎魔法の欠片))
……うん。またひどくなってますね。
もうMndはつっこまないようにしましょう。なんか50以上上がってますけど置いときましょう。僕の精神のためにも置いときましょう。うん、無視無視です。
さてと、やはり≪身体能力強化≫と≪隠密≫と≪魔力操作≫のレベルアップが凄いですね。特に≪魔力操作≫。ずっと使っていたせいでしょうけど、≪魔力操作≫のレベル凄く高くありませんか?先に取った≪隠密≫だって同じくらい使っていたのにlevel16なのに…。
む~。何ででしょう?もしかして、操作=繊細な作業=精密作業みたいな感じである程度≪精密作業≫のスキルと繋がっているのですかね?だったら納得です。色々大雑把な気もしますけど、やはりスキルレベルは高い方が色々やり易いので置いときましょう。
それに“badstatus”ですか。
コレは分りやすいです。状態異常の事ですね。む~。体力回復力低下にStgVitAglの低下ですか…。まあ、元々その3つは低かったですし今のところ大丈夫ですね。体力も回復しにくいってだけで、一様微々たる量ですが回復しているので大丈夫そうですね。
ご飯をモグモグしながらこの後の事を考えます。どうしましょうかね?このあと。
とりあえずお肉うまうま~です。
◆◆◆
(よし!リンちゃんをくるんだ布よし!緩衝材のぱっぱよし!リンちゃんセットよし!縊り糸の緩みなし!さあ、出発です!!)
布と葉でロールケーキのようにくるんだリンちゃんを担ぎ、今までいた横穴を出発しました。
そう、お引っ越しです!!
いや~、その、ほんとはリンちゃんを安静にしてあげるのが一番いいって知ってるんですよ?ただ、その、え~と…。
(コレじゃすぐ見つかっちゃいそうなんですよね~~…。)
横穴を出てすぐに見えた木にぶら下がった白い糸。そう、コレがお引っ越しの原因です。
ほら、僕、ここまで来るのに糸でター○ンしましたでしょう?その時の糸、こんな風に付けたままで来ちゃったんですよ…。
回収とかしないで、
糸付ける→ター○ン→次の糸付ける→前の糸切る→ター○ン……の繰返しで来ちゃったんですよ。
ええ。その結果、主の樹様の所からこの横穴まで思いっきり目印ついちゃってます…。かなりどころか、スゴくヤバイです…。彼女達があの罠から出てきたらすぐに見つかっちゃいます。
なのでお引っ越しです。
今の内にお引っ越しです。
この時間は活動している生き物が少ないのでチャンスです。
Ich gehe!Zor neuen Welt!
気合いを入れ、「キュビーー!!」と叫びます。
「オン?」
すると、近くの茂みから声がしました。
あれ?と思い、その茂みの方向を見ると…
「……へっへっへっ。オオォーーーン!!」
1匹の狼さんが茂みから顔を出し、雄叫びを上げました。
(あ、コレ、ヤバイやつです。)
……に、逃げろーーーーーーーーーー!?
「キュビーーーーーーーー!?」
「オオォーーーン!!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
~視点 リン~
ひゅん ひゅんひゅん
(んん、あれ…?)
何処からか風を切るような音が聞こえ、意識が戻った。
うっすらと目蓋を開ければ、そこは森の中だった。ものすごいスピードで木々が通りすぎていった。
どうしてだろ?それに、凄く寒い。顔に枝が当たって痛い。どうなってんだ?
「……あ、れ?ココ、は…?」
「!?り、リンちゃん!?意識が戻ったの!?」
呟いた言葉に、懐かしい声が返ってきた。
(えっ?うそ、だろ?だって、だってこの声は…!?)
俺は声が聞こえた方へ首を向ける。するとそこには茶色い、あの茶色い体に濃い紫色の眼を持つスパイダーがいた。
まてよ…。まてよまてよ待てよ!!まさか、まさか!!
「に、ニコ…?」
「うん!リンちゃん、久しぶり!!」
あの日、クイーンバタフライに連れていかれた筈の初めての友達、ニコが、そこにいた…。
「な、なn「リンちゃんごめん!舌噛むから口閉じてて!!」へ?」
なんで?どうして?と、聞くより先にニコに遮られた。そして、すぐに口を閉じてろっと言った意味が分かった。
そう、何故ならば、
「ど、どうイウこと…
ギャーーーーーーーー!?」
今、俺達は、糸でぶら下がりながら高速で移動中だったからだ…。
「バウ!!バウバウバウ!!」
「ウオォオオォーーーン!!」
……しかも、ウルフの群連れで。
どうなっていやがる!?
誤字・脱字を見つけましたらご報告ください。




