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第53話 凱旋、そして世界規模の祝宴の幕開け

「……なんということだ……。世界中の呪いや病、凶暴な魔物までもが、すべて温かな『祝福』に書き換わっている……!」


『世界樹の別荘』の広い庭園に駆け込んできたのは、エルフの国の王、神聖ゼノビア帝国の皇帝、そして各国の使節団たちだった。


 彼らは膝をつき、感涙にむせびながら俺を見上げる。 俺が【全界概念統一(グランド・リフォーム)】を放ったことで、世界中から「絶望」という言葉が消え去ったのだ。


「トウマ殿……いや、トウマ様! 我が国を、そしてこの世界を救っていただき、言葉もございません!」


 帝国皇帝が平伏し、エルフの国王も深々と頭を下げる。


「大袈裟ですよ。俺はただ、周りの環境を過ごしやすく書き換えただけです。」


 俺はソファに深く腰掛け紅茶をすする。俺の肩には小さな銀色のミニ海竜がチョコンと乗り、胸元のポケットからはポンコツミニ女神が「主様ぁ……すきぃ……っ」と甘い声を漏らしている。


「トウマ様! 各国の王から『世界を救った英雄トウマ様と、我が国の姫君たちとの合同結婚式を挙げてほしい』と、熱烈な要望が届いておりますわ!」


 ヴィオレが、頬を染めながら報告してくる。


「結婚式、ですか……!?」 セレフィナちゃんが顔を真っ赤にし、金髪を揺らして胸を押さえる。


「結婚式……! つまり、正真正銘、トウマくんの『お嫁さん』になれるってこと!?」


 ツインテールをくるんと揺らしたエレノアが、目を輝かせて叫ぶ。


「ミィナ、おにいちゃんのお嫁さんになりたいのです! ずっとずっと、一生おにいちゃんの側で尻尾をパタパタするのです!」


 犬耳のミィナが俺の膝に飛び乗り、激しく尻尾を振る。


「ふふ、わたくしも、娘のセレフィナと共にトウマ様に一生愛されたいですわ。」


 妖艶なエルフ王妃イザベラさんが、どこまでも甘い視線を注いでくる。


「私も……っ! トウマ様の『神毒』に侵されたこの身、一生トウマ様だけのものです……!」


 ダークエルフのフィオナ、元刺客のレイラ、始祖の王女アバちゃん、そして帝国皇女のシャルロットまでもが、争うように俺の身体にすがりついてきた。


「「「トウマ様! 私たち全員を、お嫁さんにしてくださいますわよね……っ!?」」」


 全員の、期待と愛に満ち溢れた眼差し。 俺を信頼し、ここまで共に歩んできてくれた愛しいハーレムメンバーたちだ。


 俺の答えは、最初から決まっていた。


「――当然だ。一人たりとも逃がすつもりはない。全員、俺の『特別な妻』にしてやる。」


 俺が深い愛を込めてそう告げると――。


「「「キャーッ!! トウマ様大好きですわーーーっ!!!」」」


 庭園中に、割れんばかりのヒロインたちの歓声と幸せな悲鳴が響き渡った。


 世界を救ったギルドマスターと、世界一可愛い美少女ハーレムたちの、史上最大の『超大ハーレム結婚式』。その甘美で幸せに満ちた祝宴の幕が、今まさに上がろうとしていた。


 第53話を読んでいただき、ありがとうございました!

 

 世界規模の解毒を経て、ついに各国の王たちも大賛成の『超大ハーレム結婚式』の開催が決定いたしました!

 

 トウマとヒロインたちの最高に甘くて幸せな花嫁姿&祝福の式典を、ぜひ最後まで見届けてください!


「ハーレム全員結婚おめでとう!」「ヒロインたちの歓喜が可愛すぎる!」と思ってくださった方は、ぜひ【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆(ポイント評価)】での応援をよろしくお願いいたします!


 明日も21:00に更新します!

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