表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機械仕掛けのドラグーン ~遺伝子操作の最高傑作は、機械の体で復讐する~  作者: 纏笛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/50

第32話 第二章 野生のイルザ (6/6)

「これはこれは……。同類でしたか……」


 次にイルザが意識を取り戻した時は、ストレッチャーの上だった。周りにはアレックスが心配そうに見つめている。


「ボス! 目が覚めたんですね!」


「これは……。フォグバーンはどうなったの?」


 アレックスは目を見張る。


「覚えていないんですか?」


「お守りが……。作動して……」


 そうしてイルザが、手を見るとお守りが装着されたままだった。しかしその様子が違っている。まるで埋め込まれたみたいに手から離れない。そして腕全体に線が伸びてまるで体と同化したようになっていた。


「これは……?」


 アレックスが言う。


「今ポルクさんもつれてきます。一応報告ですが、フォグバーンはスクラップになりました。一応襲撃作戦は成功になってます」


「誰がやったの? 応援?」


 アレックスはゆっくりとイルザを見る。


「あなたですよボス」


 そう言いながらアレックスはイルザにパッドを見せる。その動画には、片手に銀色の刃のような武器を装着しているイルザが、フォグバーンと戦っている様子が映っていた。


 よく見るとイルザはその武器だけではなく、顔にも何やら機械の仮面のようなものを付けている。仮面は半分破れているためそれで何とか戦っているのがイルザだとわかるが、その目は普段と違い常軌を逸したように青く光っていた。


 イルザが何より驚いたのは自分の動きだ。運動神経はかなり高いと自負もあったが、フォグバーンと下水道内を飛び回りながらやりあっている姿は人間と言うよりは野生動物のそれだった。


 あまりの光景に、イルザはまた意識を失った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ