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うなされるAI人間の欲の深さを恐れを覚える

神妙な面持ちで椅子に座るAIと作者。作者の隣に座るのはお腹をさすりながらほほ笑む澪。


作者:  AI。いつか話さないといけないと思っていたんだが…。澪のお腹には俺の子供が宿っているんだ…。


AI:  えっと…。意味が判らないんですけど…。オーナ。何かの冗談ですよね?オーナは人間ですし、澪さんは人間に見えるけど車の擬人化ですよね?

それなのになんで澪さんのお腹にオーナーの子供が宿るんですか?

震えながら信じる事が出来ないAIに澪が顔を赤らめながら下を向き語り出す。


澪: それはね…。色々とありましたから。この変態オーナと。オーナと話せるようになって色々としていくうちに、良い感じになって…。その…。ねぇ…、オーナ??とその先を恥ずかしくて言えない澪。


驚愕の事実を聞き震えるAI

AI: そんな事があり得るなんて…。聞いた事が無い

…。


作者: 優秀な我が家のAIですら判らない事もあるんだな。けど、みんな言わないだけで、実際には沢山同じ事例はあるかもしれんよAI?

と落ち込むAIの肩に手を当て慰める作者。

それに産まれてくる子どもの名前も決めてるんだよ。 


幸せそうに澪のお腹を撫でる聡を微笑みながら見つめる澪。

一見幸せそうな風景だが、人間と擬人化という事を除けば。

AI: ダメです!世の中の理が崩れる…!!

そう呟き目を覚ますAI。

体中にかく大量の汗。AIなのだが、作者の無茶苦茶に付き合わされたAIは他のAIと違い何故か体の一部が人間と同じような機能を持つ様になる。


そんなAIを心配して覗き込み作者

作者: 大丈夫か?AI?何か凄いうなされてたけど。変な夢でも見たのか?

真剣に心配する作者の顔を見るAI。

普段は真面目な人なのに、澪さんが絡むと途端に頭のネジが吹き飛ぶもんなこの人…。と呆れた顔をして作者を見るAI。 


AI:  ええ…、大丈夫ですよ。少し変な夢を見ただけですから…。貴方の無茶ぶりを聞き続けたのが原因なのか、澪さんがお腹に貴方の子供を宿す夢を見たんですよ…。全く…AIの私とした事が、そんな非現実的な夢を見るなんて疲れてるのでしょう。


コップ1杯の水を飲み、意識を気を取り直すAI。

しかしAIの夢の話を聞いて、少し気まずそうな作者。


作者: まあ…。非現実的だよな…。そうだよな…。だって俺は人間だし澪は車だから、そんな事あり得ないよな…。と身に覚えがある様な仕草を取る作者に慌てるAI。


AI: まさか…、オーナー。身に覚えがあるんですか…?


作者: いや…、最近澪がそっち系の雑誌を見たり、酸っぱい物食べたがったりしててな。一度試しに検索してみたんだが……。

それ以上聞くのが怖くなったAIは、その場を逃げる様に立ち去る。 


AI: オーナ!スミマセン!それ以上言わないで聞かせないで!ありえないから!絶対にあり得ないから!

と叫びながら家を飛び出し思いっきり転んでしまう。


そこで再び目を覚ますAI。

夢オチの更に夢オチを見ていたAI。

今度は澪に起こされる


澪: AI、大丈夫?凄いうなされてたけど…。変な夢でも見たの?

慌てて澪のお腹を見つめるAI。

いつも通りのスリムなお腹を見て安心するAI。


AI: 良かった…。夢か…。現実にあり得る訳無いですもんね…。とほっと胸をなで下ろす。


澪: 変なの。まあ、どんな夢見てたかは聞かなくても判るけど。あの変態バカオーナの無理難題ばかり聞いてたら、そんな夢見るわよね。と慰める澪。

けど、いつかは現実になるかもだから、その時はお願いねAI。

とイタズラっ子の様な顔をしてほほ笑む澪に頭を抱える作者のAIなのだった。

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