16. 水中爆破処分訓練 4
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。
プラットフォームに浮かび上がったとき、呼吸が少し荒くなっていた。髪も作業服の外層も、水を滴らせている。この絵面は別の作品なら、少し乱れた美少女的な雰囲気になるかもしれない。
残念ながらここは聯邦特戦キャンプだ。今の俺は、海底の廃棄物処理場から引き揚げられた未成年の労働兵に近い。
マスクを外して、顔の水を拭う。
「どうでした?」
レナードは端末のシミュレーション再生を見ながら、淡々と言った。
「メインポンプは答えじゃない。メイン通信も答えじゃない。メインハルも答えじゃない。お前は、一番目立つ三つの間違いを回避した」
顔を上げて彼を見る。
「それはいい」
少し瞬きをする。ほう。褒められた。しかも、深海の亡霊みたいな人間に。これはなかなか稀少な体験だ。
嘴の悪い返しをする前に、レナードが続けた。
「だが、問題がまだ一つある」
……やっぱりそうなる。
「何ですか?」
彼は俺を見て、相変わらずの平坦な口調で言った。
「お前はまだ、破壊を『結果』として考えている」
少し固まる。
レナードは投影に歩み寄り、俺が先ほどマークした三点を線で結んだ。
「お前が選んだ位置は正しい。問題は、お前の頭の中にあるのが——それらが最終的にどう壊れるか、だ」
ポインタが一点目を指す。
「本当の敵後破壊の専門家が考えるのは、壊れること自体じゃない」
二点目。
「誰が最初に修理に向かうか、だ」
三点目。
「誰が途中で立ち往生するか」
全体図に戻る。
「誰が誤判断をして、その誤判断を次の区画まで持ち込むか」
彼は俺を見た。
「爆発が答えじゃない。人間が、答えだ」
その瞬間、本当に黙った。理解したからだ。
この授業が教えているのは、施設を壊す方法じゃない。施設の中にいる人間を使って、彼らに自分たちで破壊を完成させる方法だ。
ただ何かを爆破するより、ずっと高度で、ずっと気持ち悪い。
数秒黙ってから、正直に言った。
「大佐、これ、本当に入学案内には書けない内容ですね」
レナードは俺を見て——その一瞬、ごく薄く、何かが動いた気がした。
口元ではない。目の中の、ほとんど見えない場所が、わずかに変わった。
「だからお前は今ここにいる」彼は言った。
……なるほど。腐っているが、筋は通っている。
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第二ラウンドのシミュレーションは、第一ラウンドよりずっと悪質だった。
一回目は、俺がどれだけ甘かったかを教えた。二回目は、レナードが直接その甘さを黒い水に押し込んで、一センチずつ溺れさせた。
今回のシミュレーターにはカウントダウンが加わった。
酸素配給二十七分。巡回ノード六分に一周。外部センサー杭のうち二本がランダムで角度を切り替える。施設内部での故障拡散時間九十分。
そして俺の任務は、主警戒を起こさず、封艙を早期に発動させず、ステーション全体を「内部事故にしか見えない慢性的な死」に向けて押し込むことだ。
簡単に言えば——聯邦は俺に、他人を上品に不運にする方法を、しかも技術的に洗練された形で、学ばせようとしている。
二度目に入水したとき、黒い水はもう「ただの水」には感じられなかった。規則を持った悪意、そんな感じがした。
一度目に入ったとき、俺はまだ本能的に冷たさと暗さと見えなさを怖がっていた。二度目が始まると、怖いものが変わった。
時間を怖がるようになった。
何をすべきか分かってしまうと、カウントダウンが異様にはっきり見えてくる。壁の数字ではなく、一回一回の吐息、一度一度の方向転換、グローブが金属外殻を擦る音の一つ一つが、「ここでは二度目の失敗は許さない」と告げているように聞こえる。
施設の下側に沿って外殻に貼りつきながら進む。ライトは最低まで落として、指で配管の継ぎ目を一センチずつ辿る。
一点目、圧力差補正管。直接切断せず、遅延微振動チャージを貼り付け、二十二分後から不規則な微細振動を始めさせる。初期の数値変動は老化に見えて、破壊には見えない。
二点目、バックアップ通信ボックス。断信ではなく、信号遅延。送れるが精度が落ちる、返答はできるが遅すぎる。これが一番えぐい。中の人間はまず機器を疑い、次に互いを疑い、最後になって初めて「やられた」と気づく。
三点目は、当初は排圧弁座に置くつもりだった。でも黒い水の中でその角度まで回り込んだとき、俺は止まった。
理由は単純だ。巡回灯が切り込んできた。
細い一筋の冷たい光が、水の中に魚の骨みたいな明るい線を引き、俺の前方二メートルをかすめた。当たっていない。あと少しで当たるところだった。その「あと少し」が一番厄介で、頭の中の生存本能が全員一斉に挙手する。
退け。隠れろ。縮め。急げ。
外殻の影に全身を貼りつかせる。呼吸器の中の自分の吐息が、急に大きく聞こえた。心拍は全く淑女らしくない速さで打っていた。指が震えているのさえ感じた。
通信でレナードの声が入る。
「何を慌てている?」
危うく白目を剥くところだった。こういう場面でこれを聞くのは、首を絞めながら「なぜ息が苦しいんだ」と聞くのと同じくらいの教育的価値がある。
「報告します、大佐」声を落として言う。「ライトがあるからです」
「違う」
……また来た。
「では、ご教示ください」
レナードの声が水中通信を通して耳に入る。薄い刃みたいに冷たい。
「お前が怖いのは、見つかることじゃない。計画を変えることを強いられることだ」
一秒、黙った。それから、認めたくないが認めざるを得ないことに気づいた——彼はまた当たっていた。
さっきの一瞬、本当に乱れたのは体ではなかった。計画だった。
三点目の場所はもう決めていた。ルートも、貼り付けの角度も、全部考えていた。巡回灯が切り込んできた瞬間、最初の反応は「どう生き延びるか」ではなく、「まずい、考え直さないといけない」だった。
情けない。
レナードが続けた。
「敵後破壊は、計画通りに進めるものじゃない。入った後、全ての計画は下書きにすぎない」
呼吸器を噛みしめて、影のさらに深いところへ沈む。
「つまり?」
「計画を守るな」彼は言う。「目的を守れ」
黒い水の中で、一瞬静まり返った。分かった。
三点目は必ずしも排圧弁座でなくてもいい。俺が必要なのは、最悪のタイミングで封艙手順を機能不全にさせ、中の人間に誤った対処をさせることだ。なら、その結果に辿り着けるなら——
外殻に沿って上へ向かい、点検ハッチの裏手にある目立たない二次環境制御ブリッジを、ライトで短く照らした。
あった。普段、誰も最初に見ない場所だ。でも圧力差が乱れ始め、バックアップ信号が遅延し始めれば、このブリッジが最悪のタイミングで詰まることで、内部の環境制御の切り替えが半拍遅れる。その半拍は派手ではないが、二組の当直員を異なる場所へ走らせ、応急対応の全体フローを泥沼に変えるには十分だ。
最後の小型干渉コアを貼り付けたとき、カウントダウンはまだ八分残っていた。
通信はすぐには反応しなかった。レナードが約三秒、黙った。それから言った。
「撤退しろ」
無駄なことは言わず、すぐに向きを変えた。
帰路は進入より難しかった。全部仕掛け終わったと分かった瞬間、頭が「後ろを確認したい」と言い始めるからだ。他人の家の前に厄介ごとを置き去りにしたあと、ゴミ袋がちゃんと置けているか確認したくなるのと同じ気持ちだ。
でも振り返らなかった。少し分かってきたからだ。
本当の高級な破壊は、それが起きるのを見ることじゃない。起きると分かっているから、見届ける必要がない。
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